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大学での留年の基礎知識

 大学は、学びつつ単位を取得して卒業を目指します。しかし、場合によっては留年をする学生もいるわけです。留年はなぜ起こるのかというと、単純にいれば留年の基準に引っかかってしまうためです。ただし、大学ごとの留年の基準があるので、どのようなことをすれば留年になってしまうのかは、予め確認しておく事が必要です。

 

【進級に必要な単位】

 まず基礎知識として単位の取得について知っておくべきです。留年といっても進級と卒業に必要な単位数が各学年及び4年間で設定されている場合と、4年生までは進級できるけど4年間で必要な単位数を取得しなければ卒業ができないという場合とがあります。多くの大学では、進級と卒業で必要な単位数が設定されており、卒業に関しては就職活動のこともあり3年で取得できる数字になっています。

 

【必修単位】

 また、単位においては、単位数だけでなく、なんの単位を取得するのかということも問われます。必ず取らなければいけない必修科目があり、それを取得しなければ進級あるいは卒業が出来ないというものです。たとえ単位数では必要な分を取得していたとしても、進級と卒業が認められないので、最優先で取得を目指さなければいけません。必須科目の場合には、出席率、テストの点数、レポート等の提出などが取得の条件となりますから、普段から真面目に講義を受けることが望ましいです。

 

【留年のデメリット】

 これらの理由で留年をした場合、必要な取得単位数、そして必須科目の単位取得をすることで、翌年には進級あるいは卒業ができます。しかし、留年をしたときに注意することとして、1年間卒業までの期間が延びるだけではありません。いざ、就職をしようというときには、留年をしたという過去がありますから、本当に卒業が出来るのかを疑われて、採用してもらえないリスクが出てきます。それに留年というのは無制限に出来るものではありませんから、大学ごとの留年の基準で定められた年数になってしまえば、中退ということになります。すると大学卒業の資格はなくなり、高卒となってしまうのです。そうなれば、今後就職をするときにも、大卒の採用には応募できなくなります。

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