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大学生というのは大人でもなければ子どもでもない年頃です。
いくら成人年齢が18歳に引き下げられたとはいえ、数字以上に精神的な熟成というのは子ども個人によるところが大きいように思えます。
大学生の子どもを持つ保護者の方は、大学に入ると高校までとは異なる教育方針を採用する場合もあり、どのように、何に意識して教育をしていけばいいか悩むことは少なくないでしょう。
今日は、子どもが大学生になった時に大切な教育面での自立に関する内容です。
ぜひ最後までお読みください。
中学生から高校生になる時、これまで徒歩や自転車で学校に通っていたのが電車通学になったり、部活を始めて帰りが遅くなったり、子どもによってはアルバイトを始めたり、いろいろな変化があります。
それが高校から大学に上がる時にも大きな変化があり、おそらく多くのご家庭で親ができることというのは、限りなくゼロになる時期でもあると思います。
大学生になる時期というのは18歳以上なので、もうほぼ大人。
2022年からは18歳以上が成人になったので法律上も大人の仲間入りです。
逆にこの時期にいつまでも親が子どもの面倒を見ていると、子どものこの先の人生での躓きの原因になってしまう可能性があるので、教育方針については見直す必要がありそうです。
具体的に何に気をつければいいのか?
ここでは、3つの自立をご紹介します。
それは、
・生活的自立
・精神的自立
・経済的自立
順番に詳しく見ていきます。
生活的自立とは、自分の身の回りのことや身嗜みを整えること、生活リズムを整えることなどが挙げられます。
大学生になると夜遅くまで友人と遊んでいたり、勉強していたり、アルバイトなどもあるでしょうが、自分自身で決まりを持ち健康的な生活習慣を送ることが大切になります。
朝、授業に間に合うように起きることもそうでしょうし、食生活もそれに入るでしょう。
これは自身の人生や進路を自分でしっかり考えて行動できるかということです。
進路についてはいろんな悩みごとがあるでしょうが、最終的には自分自身で決断する必要があり、これもずっと親に頼っていると後悔することにつながるかもしれません。
もちろん他人の助言などは必要ですしあってもいいと思いますが、決定権は子ども自身にあるということを忘れないようにしたいです。
経済的自立は、自分の力で働いてご飯を食べていくもので、要するに親に頼るのではなく自分自身で生活できるかというもの。
大学生の間は学業が本業なので経済的自立を完全にするのは難しいですが、大学を卒業してから社会人になってこの自立ができていないとその後の人生で不安があります。
何にお金を使い、何にお金を使うべきでないか、どのように稼いでいくかなど、この大学生の時期に徐々に学んでいきたいものです。

子どもが大学生になった際の大切な「3つの自立」についてご紹介しましたが、これらは大学在学中に全て解決する必要はありません。
経済的自立などは特に学生の間では難しいですし、あくまでも大学生の間から徐々にこれらを意識して子どもと向き合っていく姿勢が重要ということです。
これらを怠りいつまでも ‘’子ども’’ 扱いしていると、将来本当に自立して生きていかなければいけない時に苦労するのは子ども自身。
大学生になれば高校までのように親が関わることは極端に減り、ここで紹介した自立を意識して接するようにしていきましょう。
では、一体、どのようにサポートをしていくべきなのか見ていきます。
いうのは簡単、でもやるのは難しいものですが、以下のポイントを意識します。
子どもにとって、挑戦することは嫌なものです。
それは失敗が頭によぎり傷つくのが嫌だからです。
大人も同じですが、大学生になっても精神的には未熟ですので余計です。
そこで大切なのは子どもにとって「安心できる場所」を提供すること。
それが親の存在です。
干渉するのではなく安心できる場所を提供することが大学生の子どもを持つ親の役目です。
述べた通り、失敗は嫌なもの。
でも失敗をしないと学びはありません。
人間関係でのトラブルや学習面のトラブル、何事も経験があり失敗から成功を掴みます。
親の立場としては「できることなら代わってあげたい」となりますが、それだと子どもの成長は促せません。
失敗を恐れないで見守ってあげます。
社会人になれば経済面も自分自身で行わなければいけません。
大学生はその練習の場ですので、ここでは実践を意識します。
経済面の悩みや問題を全て解決してあげる、そうすると子どもの成長を邪魔します。
そうではなく、お金の使い方などを教えてあげます。
どうしたら収入を管理できるか、貯金できるかを教育します。
子どもが何かに挑戦したい、となったら一緒に手伝ってあげるのではなく、背中を軽く押してあげることです。
自立するとはいってもまだその段階ですので、後ろに倒れてしまうこともあります。
そこで後ろから支えてあげるイメージです。
進路などを決めるのは大学生自身、どんな道を選んでも応援するというメッセージを伝えます。
ここまで、大学生の子どもへの接し方やサポート方法について解説しました。
悩みごとの多い大学生という時期ですが、もちろん親も悩むことはあるでしょう。
それを解決するための本記事ではありますが、全てがそううまくいくわけではありません。
もし保護者の方が悩まれたり、サポートが必要な場合は誰かに頼るという選択肢も頭に入れておきます。
誰にもいえず悩むと、答えは出ませんし、子どもにもいいサポートは提供できません。
例えば、大学側で保護者向けのサポート体制があるかもしれませんし、自治体でも悩みを相談できる場所があると思います。
他はオンラインでも専門のカウンセラーの方が助けてくれたりもしますので、必要な場合は躊躇せずに利用してください。
いかがでしたか?今日の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
当サイトでは、このように大学生の子どもを持つ保護者の方に向けた記事を多数発信しています、主に学習面の悩みについて興味がある場合はぜひ他の記事も読んでみてください。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2025年11月に編集しました
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