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大学の数学科に対して、「数学科は就職で不利」「就職先が少ない」など聞いたことはありませんか?
数学が好きで数学が得意で数学科に進んだけれども就職ができないのならやめておけばよかったと思われる人もいるかもしれません。
今日は、そんな大学の数学科の就職先に関する内容です。
数学科の就職は難しいといわれる大きな理由に「数学の実用性がない」ということが挙げられます。
確かに、私たちが日常生活を送る上で難しい数学の知識は必要ありません。多くの場合、算数や簡単な数学だけで生活でき、大学で学ぶ数学科の内容は役に立たないと考える人がいるようです。
しかし、実際は実用性の少なさから就職が難しいということは考えられなく、どんな企業でも経理や簿記の知識は必要ですし、商品開発など数学の知識は求められます。
そのため、むしろ数学科を出たことでそれがいいアドバンテージになることもよくあることなのです。
理系の学部の学生は卒業論文のための実験や研究に大きな時間をかけ、それと同時に就職活動も行わなければいけません。
そのためかなりの重労働になり就職活動にも多少なりとも影響することがあるかもしれません。
しかしその一方で、数学科は卒業論文が不要な研究室が多く、むしろ他の理系学部よりもスケジュール面で調整がしやすく就職活動にもいい影響を与えることが多いという見方もあります。
では数学科の学生が就職するのはどのような分野なのでしょうか。
数学科で学んだ経験を生かして中学や高校などの教師として働く学生もいます。
数学が得意な人なら数学を苦手とする子供たちの役に立つはずです。実際、数学を苦手とする子供は多いです。
数学の解法のコツ、数学の楽しみ方など数学科を出たからこそ教えられることもあるでしょう。
IT化が進む現代では、より便利なシステムを構築するために数学の知識は欠かせません。
システム構築への論理的思考や顧客の問題などを解決する能力などが求められます。これからもどんどん伸びる業界なのでさらにその必要性は高まるでしょう。
保険業界では数理的な手法を使って解析や分析を行う「アクチュアリー」や投資を行う「クオンツ」というポジションが人気です。
他にも金融業界も数学的知識が求められることがあるので進む人もいます。
数学科を出る学生の中にはそのまま大学院に進む人もいます。
大学院でさらに専門的なものを学び将来の可能性を広げます。
いかがでしたか?今日は大学の数学科の学生の就職先に関する内容でした。
大学で学んだことを生かして就職活動を行うのもいいですが、他に差をつけるためにも例えば何か資格を取得しておく、学校推薦を利用するなど工夫を加えることでさらに理想の結果が得られるでしょう。
先に少し述べた「アクチュアリー」という数学科の学生に人気の職種も取得までにかなりの年月がかかる資格なので、学生の間から勉強をしておくのもいいと思います。
勉強をしているということ自体が就職活動でいいアピールポイントにもなるでしょう。
あとは数学科に直接的には関係ありませんが、英語のTOEICや英検などを取得しておくのも今後のグローバル化を考慮するとメリットが多いはずです。
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