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大学の成績評価で重要なウェイトを占めるレポート作成。そんな大学のレポート作成には正しい書き方があります。
今日はその中でも敬語表現に関する内容です。敬語は必要なのか、どのように書けばいいのかなど大学レポートの疑問を解決します。
大学レポートでは、基本的にですます調などの敬語表現は使用しません。
「高齢化社会は現代日本において大きな問題です」
「新型コロナウイルスはいつ収束するか予想できません」
などですます調ではなく、大学レポートでは「である調」を基本とします。レポートでは論ずることが多くその場合は「である調」を用いた書き方が一般的だからです。
ただ、授業によっては書き方を細かく指定されていることがあり、教授によっては「ですます調」を指定されることがあるのでその場合は指示に従います。
特に指定がない場合は、大学レポートではである調で書くのがルールと覚えておきましょう。
大学レポートでは、である調で書くのであればである調で、ですます調で書くのであればですます調で統一して書きます。
ある部分はである調で、ある部分はですます調にするなど非統一な書き方はNGです。
大学のレポートでは、一般的に謙った言い方で相手に敬意を示す謙譲語は使用しません。
謙譲語を使うことで丁寧なイメージを与えられると思うかもしれませんが、そういうわけでもなくレポートでは内容はもちろん文体など書き方も評価対象になるので注意が必要です。
敬語の他に大学レポートで学生がやりがちなミスとして文末表現があります。
・ら抜き言葉
・二重否定
・強調表現
順番に解説します。
ら抜き言葉とは、「見れる」→「見られる」、「食べれる」→「食べられる」のように普段話し言葉として使うら抜き言葉は大学レポートでは正しい表現ではありません
「~でないとはいえない」のような二重否定も正しい表現ではなく、この場合は「~といえる」にします。
「~と言えなくはない」も同じで「~と言える」にしましょう。
「~のだ」や「~のである」などの強調表現も大学レポートでは控えましょう。
あと、大学のレポートは客観的な文章を書く場所なので感想を示す「思う」「考える」などの表現も使わないようにします。
いかがでしたか?今日は、大学のレポートでの敬語表現についてでした。
「ですます調」ではなく「である調」を基本に、その他文末表現などにも注意してレポートを書いていきましょう。
大学レポートでは、いかに論理的に文章を書くことと文章表現などその書き方自体も評価対象になるので正しく学んでいきたいものです。
文章の書き方や参考文献の書き方、引用ルールなど大学レポートで高得点を得るためのヒントを当サイトの「レポートの書き方」カテゴリーにて紹介していますのでぜひ参考にしてください。
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