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「物理学」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか。
何だか難しそう、、専門用語が多くて辛そう、、勉強するのが大変そう、、このようなイメージを抱く人も少なくないと思います。このイメージから物理学は苦痛でつまらない学問という先入観を持つ人も多いです。
しかし、その一方で実際に物理学を学んだ人の中には物理学は楽しい!面白い!という声もあります。
今日は、大学物理の面白さや魅力についてご紹介します。
物理学の魅力の1つに「様々な学問の基礎になる」ということがあります。
物理学というのは元々「自然哲学」と呼ばれており、自然界で起こる現象の根本的な原理や法則などを解明するために発展してきました。
そのため、物理学の知識というのは様々な化学や生物学、工学など学問の下地として活用することが多いのです。
どんな学問でも「理解できる」というのは面白さや楽しさにつながっていきます。
つまり、物理学の知識は他の学問に活かせるだけでなく、他の学問をより面白くするという意味合いもあるのです。学ぶこと自体が面白くなれば、知識はどんどん深まっていくので一石二鳥です。
「学校の勉強ってそもそも日常生活や社会に出てから全然使わないし、関わることもない」と感じる人は多いと思います。
例えば、歴史や古典などは学んだとしても日常生活で使う機会は少なく、身近に使える知識、あるいは仕事などで活用できる実用的な知識というよりは一般教養として身につけるという意味合いが強いでしょう。
では、物理学はどうか?、極端な話、物理学ほど身近に存在する学問はないと思います。
例えばあなたは、
・なぜ海や空は青く見えるのだろうか?
・なぜ夕日は赤く見えるのだろうか?
・なぜ火は熱いのだろうか?
・電気ってそもそもなんだろう?
・あんなに大きくて重そうな船が海に浮くのはなぜなんだろう?
・電車が動く時、なぜ身体はグラッと動くのだろうか?
など、日常のちょっとした場面で素朴な疑問を感じたことはありませんか。
あるいは子供の頃などにこうした疑問を感じていたけれど、「それはそういうもの」と片付けてしまったという人も多いはずです。
しかし、物理学はあらゆる現象の疑問を解き明かすのが目的の学問で、こうした身近に存在する疑問も物理学を学んでいれば仕組みを理解することが可能です。
日常の素朴な疑問などにも明確な答えを導き出せる物理学は、最も身近で、日常生活に応用することが可能な学問といっても過言ではないでしょう。
そして、そうした取るに足らないような疑問でも仕組みが理解できるとどんどん楽しくなっていき、ついついいろんな物事に対して疑問を抱くようになります。
次から次へと、どんどん物理学を駆使して疑問を解明していきます。
このような「疑問が解けて楽しくなる→また新しい疑問を見つける→解く」というループも物理学を身につける楽しさといえるのではないでしょうか。
物理学の知識は、ただ学ぶだけに終わらず、社会に出てからも役に立ちます。
物理学自体は具体的な物作りなどに関わる学問ではありませんが、世の中に出回っているものや技術の多くは物理学の知識を応用しています。
例えば、家電品などの機械もそうですし、病院で使われているMRI、情報通信サービスなどもそうです。
そのため、物理学の知識というのは、社会に出てからも役に立つというのはもちろんのこと、もう少し大袈裟にいうと自分の将来の可能性を広げることにもつながります。
いかがでしたか?今回は、大学物理の面白さについてでした。
物理学は、他の学問に活かせたり社会に出てからも活用できるなど有用なばかりでなく、様々な疑問を解決するための手段にもなります。
あなたもぜひ、物理学を学んで様々なことに活かしてみましょう!
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