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大学生になると、ほとんど全ての学部でレポート課題が課されます。
学部によって実験結果に基づいたレポートだったり、インタビュー系のレポートだったりその種類は色々ありますが、今日は、特に大学1年生向けに大学レポートについて詳しく解説します。
大学レポートはどんなものかを知って、今後のレポート課題の参考にしてください。
高校までにも「レポート課題」はあったと思います。
ある題材についてレポートを書く、しかし高校までのレポートと大学のレポートは大きく異なる点があります。それは、高校までは読んだ、調べた内容の感想を書くのが主でしたが、大学のレポートになると考察などより細かく専門的な知識が求められます。
そのため、高校までのレポートに慣れていると大学レポートでも読書感想文になってしまい、レポートとしての点数が取れず成績にも影響してきます。
大学でのレポートは成績評価で大きな割合を占めており、授業によって異なりますが、試験などよりもレポートが大部分を占めているということも珍しくありません。
大学のレポートの基本的な書き方は「序論・本論・結論」、そして参考文献などを加えます。話し言葉ではなく書き言葉、レポートに適した日本語を使用する必要があるので、このような形式のものに慣れていないと意外とつまずきます。
大学レポートでは、自分の意見など主観だけでなく客観的な事実も求められるので、ただ単に自分の考えをだらだらと書くのは読書感想文に過ぎません。
他にも、表紙の付け方やタイトルの付け方、引用のやり方など大学ではあまり教えてくれないレポートの常識というものがあるので、これは学生が自ら学んでいくしかありません。
調査報告型は、調査や実験などを通じて客観的に分析したものです。理系学部で用いられることのあるレポートタイプだと思います。
課題レポート型は、別名「論証型」とも呼ばれる提示されたテーマの中で論点を絞り込み論拠を題して見解をまとめるレポートで、おそらくこれが皆さんがイメージする大学レポートだと思います。
当サイトでも、レポートに関する内容はこの課題レポート型が多くて、文系学生などのレポート作成の多くがこれです。
「高齢化社会について考えをまとめなさい」「欧州の移民問題について論ぜよ」などいろんなテーマがあります。
ブックレポート型とも呼ばれる書評型は、指定された文献を読み、批判的に検討するレポートです。
大学ではそこまで一般的ではないかもしれませんが、このようなタイプもあります。
大学レポートでは、議題に対して自分の主観を論理的に述べていく必要があります。
その際、PREP法というものを意識して書きます。
・Point=結論
・Reason=理由
・Example=例、根拠
・Point=まとめ
そして、先に述べたように「序論・本論・結論」を意識して書き進めていきます。このそれぞれの区切りはパッとみた時にわかるように三部構成で書くようにします。
大学レポートでは、主観と客観的事実を書きますが、これらを混合させてはいけません。
多くの学生がやりがちですが、両者がごちゃごちゃになるといいレポートではなくなるので、例えば主観の場合は「~だと考える」、客観的事実の場合は「~だ」などのように分けて記載します。
そして、客観的な事実はそれを裏付けるデータなどを活用するのもいいです。
いかがでしたか?今日は、大学1年生のための大学レポートについてでした。
大体の概要はわかったと思いますが、あとは実際に書いて肌で覚えていくしかありません。先輩や友人にレポートの書き方を教えてもらうのもいいですし、当サイトではレポートの書き方などを詳しく別の記事で紹介しているのでぜひそれも参考にしてください。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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