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大学4年間の後に、大学院進学を考えている人もいると思います。
さらに専門知識を身につけたい、研究をしたいなど様々な目的があると思いますが、今日は、大学の単位を落とすと院進学に影響するのかという内容です。
院進学を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
大学院は、大学4年間で学んだ知識などをさらに詳しく学術的な研究を行う場所です。
教授や研究者を目指すところというイメージがあるかもしれませんが、大学院に行ってから就職をする学生もたくさんいます。その方が、専門的な知識やスキルを身につけられるので有利になります。
大学院に進む学士課程の学生は、文系よりも理系学部の学生の方が多く、理学部では全体の4割、工学部では3.5割など高い数値になっています。
文系学部でも大学院に進学する学生はいますが、少数派です。
大学4年間で単位を落としてしまい、それが大学院進学に影響するのか、不安になる人もいるかもしれません。
基本的には、単位を落としたからと直接関わることはなく、卒業までにしっかり取得しておけば問題ありません。
ただ、大学院進学にはGPAが関係するケースがあります。
「内部推薦」「外部推薦」「内部・外部一般試験」の3つのケースで紹介します。
内部推薦の場合は、GPAがかなり重要になります。
内部推薦には、一般的に、筆記試験のみ免除 or 筆記試験も面接試験も免除の2種類があり、内部推薦者はGPAの高い人が優先的に選ばれます。
つまり、GPA、成績が良いに越したことはないということです。また就活の学校推薦もGPAの成績によって決まるので、成績はとても大切です。
続いて、外部推薦ですが、あまり一般的な制度ではありませんが、大学によっては外部推薦を取り入れているところもあります。
外部推薦の条件は、大学院などによって異なりますが、一般的には成績やTOEICなどのスコアが求められるので、GPAは必要ということになります。
最後の、内部・外部一般試験では、基本的に大学の成績は関係ありません。
例えば、大学院試験の筆記試験では、たとえ大学の成績が悪くても筆記試験の成績が良ければ合格できます。その逆も然りです。
面接試験でも、基本的には関係ありませんが、面接官も人間なので同じ条件の学生がいたら成績の良い方が大学院で頑張ってくれそうなので、そちらを選ぶことはあるかもしれませんが、神経質になる必要はありません。
面接官が毎回毎回、学生のGPAを確認しているとは考えにくいです。
ここまで紹介してきたように、大学院進学では成績、GPAが高いほど有利になりますが、必ずではありません。
試験の選択肢自体は広がって合格の可能性も広がりますが、たとえ成績が悪くても大学院に進学している人はたくさんいるので考え過ぎるのはよくありません。
まだ、大学1~3年生などこれから挽回できる学生は、好成績に越したことはないので勉強を頑張ってください。4年生などは今できることを一生懸命行いましょう。
今日は、大学の単位を落とすと院進学に悪影響なのかについてでした。
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