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理工学部などで学ぶ物理学ですが、高校物理と大学物理はどのくらい違うのでしょうか。
学部や学科などによって内容は異なるので一概には言えませんが、今日は大学1年生レベルの物理に焦点を当てて説明します。
ぜひ参考にしてください!
【物理学】という言葉を聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
おそらく、「難しい」「複雑」「専門性が高い」など何となく敬遠しがちな学問だと思います。
友人など周りに「物理学を学んでいる」と言うと、「すごい」などの返答が返ってくることも珍しくないはずです。
大学の物理学が難しい大きな理由は2つあります。
1つ目は、学ぶ対象がとにかく広いことです。すべてのものに当てはまる構造を明確にしなければいけないので、どうしても抽象的になります。
2つ目は、物理を理解するのにたくさんの基礎知識が必要ということです。多くの積み上げが求められ、暗記だけでは不十分なのです。
高校までの物理は内容もそこまで濃くないので暗記だけである程度点数は取れるかもしれませんが、そもそも物理は暗記科目ではありません。
この勉強法をしていると大学生になってからいつか頭打ちになります。
ちなみに、どのくらい積み上げがあるかというと19世紀まで戻ります。19世紀時点で数学や物理は理解しにくいところまで来ており、それ以前も深掘りする必要があるのです。
要するに、大学物理は学ぶ内容がものすごく多いということです。
2つの違いを見ていきましょう。
冒頭で述べたように、物理といっても学部などによって内容が異なるのでここでは大学1年生レベルでの違いについてです。
どの大学でも基本的に大学1年生で学ぶのは「力学」と「電磁気」です。
この2つ自体は高校物理とさほど大きな違いはありませんが、微分・積分を活用して問題を解くというのが大きく異なる点です。
これによって、高校物理では計算できなかったことも可能になります。
大学物理は高校物理よりもどちらかというと少し数学的な色が強くなると思ってください。
このサイトでも何度か大学物理には数学が大切と述べていますが、両者には深い関係があるのです。
まず、物理は自然現象を数式に入れたもので数学はそれから変形して新しい法則を見つけるものです。
簡単にいうと、数学は物理にとって道具みたいなもので、道具がなければ何もできません。大学物理に苦手意識を持つ学生の多くが数学の基礎知識が足りていません。
大学物理の勉強法はいろいろありますが、多くの学生に共通するのがこの数学の知識なので、まず自分に十分な数学の理解があるかを知ることが大切です。
いかがでしたか?今日は、高校物理と大学物理の大きな違いについてでした。
学ぶ内容が広く濃くなる大学物理ですが、皆さんはしっかり授業についていけていますか?
少しでも遅れを感じる場合は友人や先輩、教授などに質問して早めに解決しておきましょう。もう自分自身ではどうしようもないレベルまできたら、当ゼミナールにご連絡ください。
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