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高校までの物理、大学受験の物理では「暗記が大切」と言われることがあります。
公式を丸暗記したりと皆さんも経験があるのでないでしょうか。
今日は、大学物理で暗記は有効なのか、そして正しい勉強法について紹介します。
いきなり結論ですが、特に大学の物理は暗記だけでは不十分です。
高校までは物理=暗記科目というイメージがありますが、そもそもこれには驚きです。
高校で習う物理は大学に比べて薄く、教科書もどんどん薄くなっているので暗記で物足りるかもしれませんが、大学物理はより高度で難しいので暗記では無理があります。
覚えることも多く覚えきれないですし、何よりも暗記では物理という学問の本質から外れています。
まずは、大学で物理学などを勉強している学生は物理=暗記ものという概念自体をなくすことです。この考えを持っているといつまで経っても物理はできるようにはなりません。
大学物理の正しい勉強を一言でまとめると、論理的に理解することです。
暗記をしてそれに当てはめるのではなく、AからBは導けるのか、この法則の背景にある実験的事実は何かなど論理をもとに理解することが何よりも大切です。
公式を丸暗記するのは簡単な物理ではある程度点数は取れるかもしれませんが、大学などになるとまず無理です。
暗記は諦めて難しいですが、物理の本質を理解するようにします。
ただし、丸暗記はよくないけれど何も暗記するなと言っているわけではありません。論理的に解くために必要なものは覚えないといけないですし、それはどの科目でも同じです。
大学物理の教科書や参考書をただ読み流すだけではよくありません。
教科書に書かれている内容は確かに正しいですが、何か足りない情報はないか、見落としていないか、〇〇から一体何を導き出そうとしているのかなど、その本質を考えることが大学物理では重要です。
難しく聞こえるかもしれませんが、物理とはこのような学問なのです。
いい意味で疑いを持つことが物理で、これは講義にも同じことが言えます。
大学の授業には高校までのように文部科学省が定めた学習指導要領などは存在しません。つまり、大学、教授が独自の判断で教えるべき内容を決めているのです。
教科書も高校までのように検定済ではありません。要するに、大学や授業などによって同じ分野でも内容はいろいろあるということです。
そのため、大学や授業によっては教科書の内容が必ずしも正しいとは言えません。これを言うと、不安に思うかもしれませんが先ほども述べているように大学物理とはいい意味で疑い持つことです。
自分で考えて答えを導き出すのです。
ただ単に、配られたハンドアウト(教科書)に目を通すだけではなく、自分が何かを発見してやるという姿勢で授業に臨みます。
他にも、大学物理の細かい勉強法には例えば数学を学ぶなどがあります。物理と数学は密接な関係があるので数学を理解していないと物理も理解できません。
物理にとって数学は道具みたいなものだからです。
あとは、大学物理では計算がよくあるので問題集などを用いて練習することも大切です。わからないことは手遅れになる前に友人や教授に質問するようにしてください。
いかがでしたか?今日は、大学物理に暗記は大切なのかという内容でした。
もちろん暗記は場合によっては必要だけど、それだけでは不十分です。
では本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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