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結局、大学数学は将来役に立つのか

ホワイトボードに数式を書く

 

複雑な計算式に数学独自の思考回路、とにかく難しいイメージのある大学数学。

 

好きな人はとことん好きだけど苦手意識を持つ人が多い数学は、結局は将来の役に立つのでしょうか。

 

今日は、そんな(大学)数学についてです。

 

目次

【ぶっちゃけ大学数学って将来のためになる?】

大学数学だけに限らず、中学や高校の数学でも同じことを感じたことがあるかもしれません。

 

スーパーで買い物をする時の簡単な計算は必要なのはわかるけれど複雑な計算式などは人間が生きていく上で必要ないのでは?と思うはずです。

 

数学が将来役に立つかと言われたら、迷わず【はい】と答えます

 

≪大学に限らず数学の知識は必要≫

 

日頃生活していて「表示価格の〇%オフ」というのを瞬時に計算できますか?

 

銀行の普通預金の金利0.001%の場合、10万円預けたら1年後にはいくらになる?

 

おそらくすぐに答えが出るのは一部の人だと思います。これらは大学数学というわけではありませんが、日頃の生活でも数学の知識は至る所で必要になります。

 

とは言っても、これら全て基本的には電卓で計算できます。数学を学んだ人も電卓を使うことがほとんどです。

 

しかし、電卓を使うにしても例えば1%は0.01ということをわかっていないとどうしようもありません。計算だけでなくそれも数学の知識になるのです。

 

微分計算など日常生活で使わない計算式もたくさんありますが、数学は計算だけでなくものを考える思考力も鍛えられます。

 

【仕事や日常で使わない=不要ではない】

上記で述べた日常的な数学の知識は、人間にとって必要だとわかると思います。

 

でも、例えば三角関数とかはどうでしょう?微積分とかはどうでしょう?

 

これらは直接的に普段使うことはないかもしれませんが、三角関数などは電気や電波を使うスマホやインターネットの世界で必須です。

 

車や工場の背景にはニュートンの物理学や微積分学などがあります。

 

要するに、仕事や生活で使わないから不要ではなく、私たちの豊かな生活に欠かせない様々なことに数学の知識は必要とされているのです。

 

大学数学など数学は全ての知識が全ての人に必要とは言いません。しかし、人々を豊かにするために世の中には数学の知識がとても大切になるのです。

 

≪その他、数学が使われる日常的なこと≫

 

GPS内蔵のカーナビ

 

普段、何気なく行うものや使うものにも数学の知識が使われています。

 

例えば、電子レンジ。電子レンジの働きは量子力学的現象で、その数学的基礎はヒルベルト空間によるものなので線形代数や関数解析などの数学が役に立っています。

 

そして、カーナビ。GPS衛星から信号を受信する装置にはいろんな補正が行われていて、その1つに相対性理論による時間の遅れがあります。

 

つまり、これには一般相対性理論が使われておりリーマン幾何学という数学知識が背景にあるのです。

 

検索エンジンもそうです。ページの重要レベルを決めるアルゴリズムが活用されておりグラフ理論という知識が使われています。

 

世の中には数学の知識は欠かせません。全ての人が難しい大学数学をやる必要はないですが、専門的な分野で頑張っている人がいるおかげで私たちの生活があるのです。

 

大学で数学を勉強している人の多くは数学を専攻にするか、理系学部の学生だと思います。

 

それらの学生は当然その分野で数学が求められるので一生懸命勉強する必要があります。

 

大学の数学授業はスピードがとても早いです。遅れを感じている学生は早めに対策を施しましょう。

 

もし、ついていけないと限界を感じている学生は、当ゼミナールに一度ご相談ください。数学の勉強方法やアドバイスをさせてもらいます。

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