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ただか句読点、されど句読点?
意外にもこの句読点の本当の使い方を知らない大学生は多いです。
今日は、そんな句読点の正しい使い方について紹介します。ぜひ参考にしてください!
おそらく普段レポートを書く際、句読点についてあまり考えることはないと思います。何となく必要なところで何となく打つという感覚だと思いますが、かなり損をしています。
句読点は、「、。」ですが正しい使い方を知っておくことで読みやすい、印象に残る文章になられます。
これがしっかり使われているかどうかで読み手(教授)の「読みたい!」が大きく変わります。
例えば、2つの文章を見てください。
(1) 我が国の平均寿命は84歳で世界トップである。第二次世界大戦末期の平均寿命は女性54歳男性50歳でありその後の医療や栄養の改善により1950年代頃から急激に伸び始めた。
(2) 我が国の平均寿命は84歳で世界トップである。第二次世界大戦末期の平均寿命は、女性54歳、男性50歳であり、その後の医療や栄養の改善により、1950年代頃から急激に伸び始めた。
どちらの方が読みやすいですか?句読点を打つだけでかなり印象が変わります。
まだ上記は文章量が多くないのでいいですが、レポートになると何千文字にもなるのでその違いが顕著に出てきます。
レポートは大学の課題なので教授が読んでくれないということはありませんが、読み手の興味を唆るのは大切です。
句読点は基本的には文章を読みやすくするための区切りです。「。」はそんなに難しくないかもしれませんが、よくわからないのが読点「、」です。
読点を中心に最後に句点の使い方ポイントを紹介します。
人物の名前や商品名など固有名詞を列挙する時には読点を使います。
(例) 欧州には、西欧、中欧、東欧などがある。
最初だけに「や」など接続詞を入れるやり方もあります。
(例) 欧州には、西欧や中欧、東欧などがある。
漢字+平仮名であれば見やすいですが、場合によっては漢字+漢字や平仮名+平仮名になることがあります。
(例) なすびときゅうりを食べます。
ではなく
(例) なすびと、きゅうりを食べます。
この方が読みやすいです。
漢字は、
(例) 外国人労働者問題深刻化
よりも
(例) 外国人労働者問題、深刻化
の方がベターです。
「そして」「また」「しかし」など接続詞の後にも読点を打ちます。
(例) しかし、少子高齢化問題は深刻になりつつある。
短い場合はつけない方がいいこともありますが、長くなる場合は基本的には読点を打ちます。
(例) 日本語が話せない外国人留学生にとって、接客の業務を行うのは容易ではない。
長い短いの判断は難しいかもしれませんが、少なくても「彼は」「姉は」など名詞で始まる場合は読点の必要はないと思っておいてください。
先に述べた通りそこまで難しいルールはありません。
注釈や別名など()を文の最後に使う場合は句点は最後に書きます。
(例) レポートの提出期限は来週の金曜日までです(手書きレポートのみ)。
引用元などを()で加える場合は()よりも前に句点を打ちます。
(例) 2020年度留学プログラムの申し込みは指定の申請用紙にてお願いします。(留学センターより)
このような感じです。
いかがでしたか?今日は、大学レポートでの句読点の正しい使い方についてでした。
大学レポートだけでなく、教授にメールをする際など普段の文章の書き方にも役に立ちます。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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