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高校と大学の変化

【大学は高校までとは違う】

 高校を卒業して大学へ進学するという進路選択を取る人は昔に比べて増加しました。大学生になったら、高校生と同じ過ごし方をしていては、思うように自分のやりたいことの実現をしていくことが難しくなります。というのも、両者には大きな違いがあるからです。良い点と悪い点も含めて、その変化は大きく分けて3点ほどあります。

 

【自分が学ぶ、自分が計画、自分が考える】

 まず、勉強の姿勢についてです。高校と違って、大学では先生が丁寧に説明してくれるという機会は大きく減っていき雨ます。もちろん、不明な点を質問に行けば説明はしてくれるのですが、自分から学ぶということが基本姿勢になります。こうした習慣を普段から養ってきた人にとっては、自分のペースで色々と進められるという意味では良いことですが、そうでなかった人については、気持ちを切り替えて、自分の学習スタイルを変えていく必要があります。

 次に、時間の管理です。大学では、高校と違って、自分で取る授業を決めることができます。必修と言って必ず取らなければならないものもありますが、そうしたものを除けば、自分で何を学ぶか、いつ学ぶかを決めることができます。また、アルバイトを始めるという人もいるでしょうから、どうやって勉強とのバランスを保ってくかということはとても大切になってきます。また、各科目では一定の成績を修めないと単位の認定がされないようになっており、赤点を取っても進級というような甘い扱いではなく、最悪の場合には留年も考えられるので、必要最低限の勉強はしておきましょう。

 最後に、担任の先生がいないということです。高校では担任の先生がいましたが、大学では基本的にそうした人はいません。ですので、進路などについても、自分で考えていく必要があります。就職や進学に関しても相談に乗ってくれるような部署は学内にありますが、自分がどんなことをしたいのかということを最終的には自分自身で明確にしていくことが必要になります。自己管理能力を身につけるということが求められます。

 

【相談相手を作ろう】

 これらの点に気をつけた上で、学生生活を送っていくことが、これから先の人生のために役立つことでしょう。似たようで少し違う世界に飛び込むことに不安を抱く人も決して少なくはないでしょうが、分からない点があれば、先輩やら教授やら、職員やら、誰か相談しやすい人に話を聞いてみることが大切です。そうすることで、後で、事前に聞いておけばよかったという後悔が残ることはないです。

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