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お子さまが勉強をしていて集中できているなと感じる時もあれば、あれ?と思うこともあるでしょう。
それは中学や高校の時も同じで、親であれば子どものちょっとした変化にも気づけます。
今日は、大学生のお子さまのために勉強を中断すべきサインについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
勉強はシンプルなものに見えて、実は奥が深いです。
人によっては、「10時間勉強した」と聞くと、すごいと思うかもしれませんが、それは本当でしょうか。
仮に、10時間やって試験で60点の場合と2時間しかやっていないけれど90点取った場合、どちらの方がすごいでしょうか。
もちろん、試験の結果だけで全てを評価できるわけではなく、その時の緊張によって普段の力が出せなかったり、体調を崩していたりいろんな要因はあるものの、やはり勉強の成果は試験で出ます。
要は、勉強で大切なのは、何時間とか毎日とかではなく、いかにその勉強での目的を達成しているかです。
何時間勉強すること自体が目的ならいいですが、多くは試験のため、内容理解のためです。
ダラダラ勉強をするよりも、しっかりとその目的を達成できる勉強方法の方が優先ということです。
このサインはいろいろあります。
子どもが大学生にもなればずっと近くで勉強している様子を見るわけにはいきませんが、少しアドバイスをしてあげるのはいいと思います。
順番に解説します。
誰でも機嫌が悪くなったりしますが、その時は基本的に勉強には集中できません。
脳が興奮状態になっており、勉強をして記憶をしたり理解するのは効率的とはいえません。
イライラしている時にやるべきことはまずリラックスすることです。
例えば、少し温いお風呂に浸かったり、仮眠を取ったり、散歩をしたりと副交感神経を優位にさせます。
それでも機嫌が戻らない場合はその日は諦めた方が賢明です。
人間、お腹が空いている時はイライラしがちです。
また、物事に集中できません。
ただ、ご飯を食べた後はインスリンだったり、副交感神経だったりで眠気が出やすいので注意が必要です。
適度にお腹が満たされている時こそ最高のパフォーマンスを発揮できます。
また、集中力を上げるためにカフェインを摂取するのもいいです。
勉強をしている最中にどこかよそ見をしたり、ぼんやりしていることが増えた場合は、脳が疲れているサインかもしれません。
その状態での勉強は効果が薄いので、休息を入れます。
脚が疲れている状態でサッカーの試合には臨めません。
睡眠は脳の休息に必須です。
もし、昨夜よく眠られなかったのなら、勉強にとって最適な1日ではないかもしれません。
睡眠不足だと、頭が切れてなかったり、疲れやすかったり、イライラしたりといろんな症状が出てくると思いますが、それは勉強も同じです。
高い勉強効果は期待できませんので、思い切って休むのもいいでしょう。
食事を楽しめないということはメンタル状態が悪いことを表しているかもしれません。
普段は美味しいと感じるものでも感じない場合は、脳が疲労している可能性が高いです。
何か嫌なことがあって、メンタルが病んでいるかもしれませんので、まずはそれを回復させることに集中します。
普段はしないような単純なミスを繰り返している場合も勉強はやめるべきです。
そのまま勉強を続けても、いいことはありません。
うっかりミスにより自分自身に腹が立ち、自信をなくします。
モチベーションの低下にもつながるでしょう。
今日は、大学生のための勉強を中断すべきサインについてでした。
勉強は闇雲にやってもあまり意味がなく、いかに中身を濃くするかというのが鍵です。
大学生は勉強量が多く大変ですが、親としてできることをサポートしていきたいものです。
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