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慶應義塾大学で学部間編入はできる?

大学の編入制度は、現在在籍している大学や学部から別のところに移動できる素晴らしい制度です。

大学に通っている中でやりたいことが変わったり、他のものに興味を持ったりすることはあるでしょう。

今日は、編入の中でも慶應義塾大学での学部間編入について解説します。

慶應義塾大学の学生はぜひ参考にしてください。

目次

【そもそも大学での学部間編入のメリットとは】

編入を検討している人の中で、できることから今通っている大学内で編入したいと考える人はいると思います。

その学部間編入のメリットは何があるのでしょうか。

≪愛着のある自分の大学≫

どの学年で編入をするかにももちろんよりますが、ある程度、大学に通えばそこに居心地の良さを覚えることでしょう。

「ここが自分の大学」と認識し、できることから同じ大学で学びたいと考える人にとっては大きなメリットです。

また、下宿生など別の大学に移動するとなるといろんな手続きなどを一からやり直す必要がありますが、同じ大学で同じキャンパスのようなところであれば土地勘を含め慣れています。

≪情報を得やすい≫

同じ大学で編入をするとなるとその制度の情報を得やすいというメリットがあります。

今の時代はインターネットなどで誰でも情報は取得できますが、希望する学部や学科の学生とすでに友達かもしれませんし、実際に顔を合わせていろんな話ができます。

また、大学の事務の人とも手軽に情報交換ができます。

≪選択肢が多い可能性も≫

大学によっては、学外からの学生ではなく学内の学生を対象にした編入制度を設けている場合もあり選択肢が多くなります。

そうなれば学外の学生に比べて編入できる可能性が高まりますのでメリットです。

【慶應義塾大学での学部間編入】

慶應義塾大学には、文系から理系まで全部で10の学部が設置されています。

現在そのどこかの学部に在籍しており、でも別の学問を勉強したいと考える人にとって学部間編入は魅力的です。

慶應義塾大学では学部間での編入が可能で、例えば、第2学年編入学では学外からの学生の募集はしていません。

2024年度では、下記の学部で実施しており、(2024年度 慶應義塾大学 第2学年編入学 入学試験要項

・文学部
・経済学部
・法学部
・商学部
・理工学部
・総合政策学部
・環境情報学部

各学部若干名の募集で、全ての学部で学外からは受け付けておりません。

それぞれの学部に出願資格があり、例えば、文学部では下記のように記載されています。

1  文学部を除く慶應義塾大学在籍の第 1 学年修了者または2024年 3 月第 1 学年修了見込みの者で, かつ入学後 1 年以上在籍見込みの者。
2  慶應義塾大学通信教育課程在籍者で,出願時において総合教育科目(英語 4 単位およびドイツ語・ フランス語のうちから 1 語種 4 単位を含む)26単位以上を取得している者。

2024年度 慶應義塾大学 第2学年編入学 入学試験要項

環境情報学部ではこの通りです。

4 月編入

1  環境情報学部を除く慶應義塾大学在籍の通学課程第 1 学年修了者または2024年 3 月第 1 学年修了見込みの者で,かつ入学後 1 年以上在籍見込みの者。

2  慶應義塾大学通信教育課程に出願時において12か月以上在籍する者で,総合教育科目(英語,ドイツ語,フランス語のうち 1 か国語 4 単位を含む)合計30単位以上を取得している者。

9 月編入

環境情報学部を除く慶應義塾大学在籍で通学課程に2023年 9 月に入学し,2024年 9 月第 1 学年修 了見込みの者で,かつ入学後 1 年以上在籍見込みの者。

なお,総合政策学部・環境情報学部への出願は,両学部あわせて在学中 1 回限りとする( 4 月編入, 9 月編入あわせて 1 回限り)。

2024年度 慶應義塾大学 第2学年編入学 入学試験要項

≪募集要項にはしっかり目を通す≫

学部間編入での募集要項は細かく、入学後の履修状況についても決まりがありますのでここはしっかり理解しておきおきます。

また、たとえ試験に合格できたとしても出願資格を満たさなくなった時や1学年を修了できなかった時は取り消しになりますので注意が必要です。

これらは全て基本的には自己責任になり誰も面倒は見てくれません。

計画性を持って適切に準備しましょう。

【まとめ】

今日は、慶應義塾大学での学部間編入について解説しました。

制度としては実際にあり、2年次で編入ができますので、将来の目的やゴールが変わったり、本来行きたかったあの学部への再挑戦もできます。

学部間編入についてもっと深く知りたいという人は慶應義塾大学の担当場所に行き詳しく情報を集めてみましょう。

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