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必修?選択?大学の単位の仕組み・種類について理解しよう

あなたは大学の単位について、どのような仕組みなのかちゃんと説明できますか?

単位は大学特有のことであり、進級そして卒業をするために欠かせません。

今日は、大学1年生やそれ以降の学生であってもイマイチ大学の単位の仕組みについて把握していない人に向けて、単位の仕組みや種類について詳しく解説します。

ぜひ最後までお読みください。

目次

【そもそも大学での単位とは?その重要性について】

誰もがわかっていると思いますが、大学においてこの単位はとても重要です。

どれだけ勉強をしたかを把握するために単位があり、単位を取るということは「しっかり勉強しました」という証明を得ることと同じです。

小学校や中学校では学年によって教育課程を修了していくのに対し、大学では単位という学習時間数を修得することで進級や卒業が認められます。

もう単位の重要性は一目瞭然、大学生にとって本業は勉強、その勉強の努力の成果を表すものが単位というわけです。

【大学の単位の仕組み】

大学で採用されているのは「単位制」というもので、学生が求められた単位数を修得することで卒業が認定されます。

各大学によって多少の違いはありますが、基本的には、卒業をするために合計124単位が必要であり、大学によっては128単位のところもあります。

そのため、単純計算で1年に32単位ほどが必要になります。

しかし、現実は、大学3年生以降になると就職活動などがありますので、1~2年生の間にしっかり単位を取り、大学の後半では授業よりも就職活動などに時間をかけることが多いです。

【大学の単位の種類】

単位とはいっても、その種類は様々です。

とにかく124単位取ればいいと思い、適当に授業を選ぶのはよくありません。

大学の単位は大きく、

・一般教養科目
・専門科目

この2つに分かれており、一般教養科目はその名の通り、外国語や経済学などの一般教養の内容になります。

一方で、専門科目はその専攻する学部学科に関する科目で、数学科であれば数学に関すること、外国語学部であれば語学に関することです。

一般的には、この一般教養科目と専門科目は半分ずつの割合になっており、それぞれに求められた単位数を修得する必要があります。

≪科目の種類≫

そして、大学生なら聞いたことがある「必修科目」と「選択科目」ですが、これは科目の区分です。

必修科目は「必修」ですので、誰もが必ず履修しなければいけない科目で、これを取らないと進級や卒業は認められません。

選択科目も大切ではありますが、どれを選ぶかは基本的に学生の自由で、決められた単位数を取れば全ての科目を履修する必要はありません。

いろんな分野の科目があるのが特徴です。

≪単位を修得する基準≫

単位を取る、落とすとはいいますが、実際、どのような基準になっているのでしょうか。

一般的には、定期試験などで60点以上取ればいいとされており、授業によっては出席を重要視するところやレポートの採点割合が多いところなどがあります。

100点満点の60点ですので決して難しいものではありません。

しかし、授業によっては多くの学生が落とすなど厳しいものもありますので、学生はしっかり準備をして正しく授業を受ける必要があります。

また、もちろん90点以上などより良い成績をおさめた方が大学院などへの進学で有利になりますので覚えておきましょう。

加えて、良い成績を取ることは勉強の努力が実り、自分自身への自信にもなります。

【まとめ】

今日は、大学での単位に関する内容でした。

いろんな種類があり、その重要度も異なります。

大学生はいかにこの単位を賢く修得するかを考えて毎日を送りたいものです。

では、次回も大学生に有益な学習に関する情報を発信しますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

大学生の単位取得をサポートするための個別指導を提供しています。

大学や生徒のレベルに合わせたカスタマイズされた学習プランで、単位取得を効果的にサポートします。

生徒とのコミュニケーションを大切にし、彼らの学習の進度や状況を把握することで、適切なサポートを提供できるよう努めています。

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