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日本社会での「引きこもり」というのは今や社会問題の1つといえるでしょう。
実に大学生の5%ほどが引きこもりになっているというデータがあり、これは決して少ない数字ではありません。
今日は、大学生の子どもを持つ保護者の方を対象に引きこもる大学生について解説します。
引きこもりの人に言ってはいけないこと、そしてどのように接するべきかがわかります。
「引きこもり」という言葉はテレビやネットでよく使われています。
その名の通り、家などに引きこもっている状態であり、その定義は国の機関によって下記の通り定められています。
‘’様々な要因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)’’
参照元:厚生労働省
その中でも比較的症状の軽い準引きこもりや自室からほとんど出られないような狭義の引きこもりなどいくつかのレベルにも分かれています。
この引きこもりに悩む大学生は冒頭でも述べた通り、全体の5%ほどいるとされており大学生100人いたら5人ほどが引きこもりになっているという計算になります。
引きこもりというのは病名ではなく、それに関する疾患には下記のようなものが代表的です。
・統合失調症
・うつ病
・強迫性障害
・社会不安障害
中でも、うつ病は誰でも知っており引きこもりの症状とかなり似ているように思えますが、この通りいろいろな疾患が考えられます。
他にも発達障害や神経症などが関係することもあるようです。
では、自分の子どもが引きこもってしまったらどのように関わればいいのでしょうか。
ここでは言ってはいけないことについて解説します。
これはダメです。
大学に行きたくても行けない状態の子どもに対して、このように言うと余計に悪くなります。
先に述べた通り、精神疾患などを抱えている場合がありますので気持ちだけでどうにかなるものではありません。
原因や理由を聞くことは大切です。
なぜならそれがわからなければ解決できないからです。
でも悩んでいる子どもに対してしつこく聞いても逆効果になるだけで、むしろ子どもは親の心配事に対して罪悪感を感じるかもしれません。
大学に行きたくても行けない…、理由を聞かれて答えると授業料などを払ってもらっているのに悪い…というメンタルになります。
今現状は引きこもりがあり大学にも外出もできない状態かもしれません。
親の立場としては大学に行けず将来のことが不安になるかもしれませんが、それは子ども自身がおそらく一番わかっています。
今は体調が悪くて将来のことは考えられない、まずは子ども自身の健康に向き合い解決していきましょう。
このようなことは感情にあっても口に出してはいけません。
罪悪感を感じ、余計に状態が悪くなるので辛抱し子どもを支えていきます。
親としてできることがなければ大学の心理カウンセラーや病院を頼るのもいいでしょう。
専門家の助けを借りてともに歩んでいきます。
親であっても当然、時に感情が優先して相手を責めてしまうことがあるかもしれません。
でも、ここで紹介した通り感情論や相手を責めても解決はしないので、正しい対処が求められます。
それは病院かもしれませんし、相談相手になることかもしれません。
家族が話を聞いてあげるだけでも快方に向かうことがあります。
親だけはいつも子どもの味方になり支えてあげたいものです。
今日は、引きこもる大学生の子どもに言ってはいけないことについて解説しました。
難しい問題ですが、決して他人事ではないので自分の子どもがそうなってしまった時、又はすでになっている場合はぜひ今日の内容を参考にしてください。
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