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基本的に勉強においては、考えて問題を解く応用力が必要にはなりますが、中学高校、そして大学でも科目や分野によっては暗記というのも重要です。
難しい問題を解く上でも基礎知識を暗記しておかなければいけなく、暗記力は理系文系に問わず必須といえます。
今日は、大学生のために暗記力を高める効果的な勉強法について解説します。
ぜひお子さまにシェアしてあげてください。
大学生の子どもを持つ親御さんは、社会のいろんな場面で「暗記」をしていると思います。
仕事内容を覚えたり、取引先とのやり取り、接客業であればお客さんのこともそうでしょう。
今の時代、AIやテクノロジーの発展により暗記力よりも自分で考える力が必要とされていますが、やはりまだ暗記力は不必要ではありません。
調べたらわかることは機械にやらせたらいい、確かにそうかもしれませんが、人間が暗記しておいて使えるのならそれはいいでしょう。
大学の勉強においてももちろん暗記だけで全てうまくいくわけではありませんが、暗記しておくことで効率化します。
ただ、暗記についてはシンプルな勉強に思えますが、それ故、なかなか暗記力が向上しないと考えている人も少なくありません。
では、どのように勉強をすればいいのでしょうか。
順番に解説します。
よく「スポーツをする人は頭がいい」といいますが、これにはちゃんとした理由があります。
人間は身体を動かすことで全身の血流が良くなり、それは脳も同じです。
脳が活性化することで座って勉強をするよりも暗記の効率性が上がります。
ラグビーやサッカー、筋トレなどの激しい運動ではなく、軽い有酸素運動で十分です。
ステッパーを踏みながら、軽くスクワットをしながら、エアロバイクを漕ぎながらなどが手軽にできておすすめです。
これはいわゆるアウトプットです。
当サイトでも、これまでにアウトプットに関する内容は何度かご紹介していますが、やはり誰かに伝えることでそれが自分自身の理解にもつながります。
なぜなら、説明をするのは想像以上に難しく自分でしっかり理解をしていないと誰かに説明をすることはできないからです。
暗記したものをアウトプットするのもいいですし、暗記できていないものを説明しながら覚えていくのもいいでしょう。
これはどういうことかというと、人間は印象に残るシーンのことをよく覚えているものです。
例えば、中学高校で友達同士である英単語をいうのが面白く、ジョークのようになっていたのならその単語はそのシーンのまま覚えているでしょうし、受験で失敗したあの問題の解答は今でも覚えているかもしれません。
ストーリーをつけて覚えるともいえますが、単に繰り返し暗記するのではなくシーンや状況を考慮して暗記します。
英単語であれば好きな映画で覚えると忘れにくいです。
小さな子どもは大人よりも脳機能は未熟です。
しかし、あの好きなポケモンについてはすぐに暗記しますし、好きな野球選手についてもすぐに覚えます。
要は、好きなものに対しては自然と頭に残るのです。
好きな教授の授業を受ける、好きな参考書や問題集を使う、好きな場所で勉強をする、このように少し工夫をするだけで暗記効果は変わってきます。
暗記力は実は長時間の勉強よりも短時間でガッツリ行った方が効果が高いことが実証されています。
東京大学の池谷裕二教授が行った実験では、「長時間学習よりも短時間で集中しておこなう積み上げ型学習のほうが、学習の定着・集中力に対して効果がある」というのがわかりました。
短時間の勉強は25分間の学習と5分間の休憩をワンセットにし、それを繰り返す「ポモドーロテクニック」という方法が有名です。
25分間ですので集中力が切れる前に休憩に入り、たとえ集中できなくなっても「25分だから頑張ろう」と思えます。
休憩時間は立ち上がってストレッチをしたり、コーヒーやお茶を飲むのもいいでしょう。
今日は、大学生のために暗記力を高める勉強法について解説しました。
いいと思ったものをぜひお子さまに伝えてあげてください。
今までにない効果を実感できるかもしれません。
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