大学時代にするべきこと

【体を鍛える】

　大学生がつけておくといい習慣として、体を鍛えるというものがあります。成人すると人の筋肉はだんだんと衰えていきます。二十代はまだ何もしなくてもいいとしても、三十路を越えると体の代謝が悪くなり中年太りを引き起こすのです。卒業後、就職したあとに感じることなのですが、仕事をする上で見栄えというのはとても大事です。アメリカでは不健康そうな体型の人は、自己管理ができていないと見なされてそれが昇進にまで響くこともあるのです。筋肉は鍛えれば鍛えるほど増やすことができます。生活習慣病を早くから防止するという意味でも、学生時代から定期的にトレーニングをする癖を身につけておくべきなのです。これからはさらにグローバルな時代になっていきますが、やせすぎている男性は海外へ行くと女性受けがあまりよくないです。国際的にバリバリ活躍して男女違わず色々な人たちとコミュニケーションをとっていきたいと考える人は、強靭な肉体を手に入れる必要があるというわけです。

【たくさん本を読む】

　若き日の読書は、その人の生きる礎になります。大学生は夏休みなど時間がたっぷりと取れる時間があるはずです。そんなときにやってほしいのが『乱読』です。自分の興味あるジャンルのみを読むのではなく、未知のジャンルにもチャレンジするのがおすすめです。苦手と思い込んでいたものが意外と面白かった、なんてこともよくあります。小説のみを読むのではなく、ビジネス本などのノンフィクションもバランスよく読むことを心がけるといいです。もし在学中に1000冊を読むことができなら、それはきっと大きな自信になることは間違いないのです。

【やりたくないことを見つける】

　将来の夢というものは、自分がやりたいことの延長線上にあります。これを見つけなさいと、大人から何度も言われているはずです。すぐに見つかる人もいれば、挫折して夢を失う人もいます。いつまで経ってもやりたいことが見つからずに、自分を責めてしまう人だっています。そういう人は少し考え方を変えるべきなのです。何をやりたいのかではなく、何をやりたくないかについてじっくりと考えてみることをおすすめします。これがやりたくなかったら、代わりにこれをやればいい、という感じで目的が見つかることもあるのです。やり始めてからやり甲斐を見出すことだって、たくさんあります。人がどのような生き方を選ぶのかは、各々の自由です。押し付けられた価値観で生きるのではなく、自分に合った生き方を見出す努力をしてみてください。