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大学化学科が大変といわれる理由を具体的に考えてみる

以前、大学化学科の研究室に関する「なぜ化学科の研究室はあそこまで大変なのか」という記事を書きました。

化学科は実験が多かったり、化学者に女性が少ないのは長時間拘束などが影響しているのではないかということを述べました。

でも、大学の化学科の何がどう大変のか、今日はそんな内容です。

化学科の学生は当てはまることが多いと思いますし、そこから得られるヒントなどもあるかもしれません。

ぜひ参考にしてください。

目次

【大学化学科が大変な理由】

順番に解説します。

≪実験やレポートの多さ≫

これは、化学科の代名詞ともいえるくらい学生は口を揃えていいます。

化学科の学生は実験を行うために研究室に行く必要があり、取り扱うものが生物やそもそも長時間かかる実験が多いので、必然的にそこにいる時間が長くなります。

特に、大学後半の時期になるとずっと研究室にいるということも珍しくありません。

また、化学科では試薬なども研究室に行かないと使えないので、どうしても研究室は化学科の学生にとって大切になります。

あと、実験がよくあるためレポート作成も他の理系学科よりも多くなります。

実験結果をまとめるレポートには時間がかかります。

≪3年生になっても授業が多い≫

また、通常の大学生であれば3年生以降は授業が少なくなり自由な時間が増えますが、化学科は違います。

3年生になっても授業数は多くやることがたくさん、4年生になっても研究室が忙しくあまり自由な時間はありません。

≪進学する人が多い故のカリキュラム≫

また、化学科の学生は大学院に進学する人が多いので、そもそも就職活動をするカリキュラムになっておらず就職を希望する学生にとっては大変といえます。

友人など周りからあまり情報を得られず、自身で有益な情報をリサーチする必要があるでしょう。

≪専門科目が多い≫

化学科では専門科目が多いので難易度が上がります。

加えて、主に1~2年生の間に数学があったり、英語があったりといろんな科目があります。

数学と英語に関してはそこまでレベルの高い内容ではありませんが、数学は研究室に配属されてからも数学的に化学の現象を解析するなど知識としては必要になりますのでしっかり学ばなければいけません。

【忙しいからと何もできないほどではない】

大学化学科は単純な拘束時間だったり大変であることには間違えはありませんが、夏休みや春休みなどもちろん長期休暇は他の学部と同様にあります。

その際に、時間を作って国内外の旅行や短期の留学などもできると思いますし、趣味に使える時間もあるでしょう。

アルバイトもいいです。

今、大学化学科1~2年生の学生は、将来、大学院に進むのか就職をするのか、その手前の研究室はどうするかなど同じ大学の先輩に聞いてみるとリアルないい情報を得られるはずです。

早め早めに考えて準備しておくことで、限られた大学生活をより有意義に過ごせます

では、今日は大学化学科が大変といわれる理由について解説しました。

もし、忙しくてどうしようもないと感じている人は、どのようにしたら改善できるかを日々考えて、大学生活を送られるようにしてください。

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