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「大学の勉強が難しい…」
「バイトが忙しくて勉強が中々できない…」
など、大学生活ではこのような理由から単位を落としてしまうことがあります。
単位は進級や卒業などにも関わってくるので、できるだけ落としたくないものです。
でも、仮に単位を落としてしまっても、教授にお願いをすることで再チャンスを得られる可能性があります。
今日は、そんな最後の手段である大学教授への単位救済をお願いするメールの書き方について解説します。
では、実際にこのような単位救済のお願いのメールは効果があるのかについてですが、結論からいうと、単位の救済をしてもらえるかはその状況や教授と学生双方の人柄などにもよります。
例えば、教授側が厳格な人だったら、どれだけ丁寧にお願いをしても結果は結果として、単位の救済をしてもらえないことは十分あり得ますし、中には救済関連のメールは即ゴミ箱に入れるという人もいます。
昔は、教授側も寛容だったけれど今はそれほどでもないという声もあります。
また、学生側が課題をしっかりと提出していなかったり、普段の姿勢が不真面目な場合も認められないケースが多いでしょう。
その際は救済をお願いしても跳ね除けられてしまう可能性が高いです。
しかし、逆をいえば普段からしっかりと課題を提出していたり、授業に全出席するなど真摯な姿勢を取っていれば、お目溢しをいただける可能性は決してゼロではありません。
教授の人柄というのは、自分の努力では変えられるものではありませんが、授業に対する姿勢というのは本人の努力次第でどうにでもなります。
普段から真面目に授業を受けることでそもそも単位を落とすという失態をしないで済みますし、万が一単位を落としても再チャンスをもらえるかもしれません。
大学教授への救済メールのポイントを順に解説します。
最初に、単位を落としたり試験で思うような結果が得られなかったのが交通事故に巻き込まれたり、病気になったりと仕方がない理由の場合は、大学の事務に聞いてみるのがいいでしょう。
というのも、大学側が正式にというか、ある程度救済については認めていることがあり、このケースでは、まずは事務で受理した後に教授に依頼がいくという仕組みになっています。
その際、理由を証明するような書類などを持っていくといいでしょう。
相手をよく見るというのは、相手を選ぶということです。
救済措置は100%受け入れられるわけではないので、受け入れられそうな相手であればお願いをします。
友人や先輩などから「できない」と聞かされていた教授に救済メールを送ってもあまり意味はありません。
これは全てのケースで該当するわけではありませんが、専任教員よりも非常勤教員の方が認めてくれる確率は上がるともいわれています。
頭の片隅に入れておいてください。
そして、教授にメールを送る際に大切なのが、「メールの件名を忘れずに書く」ということです。
教授は日頃から多くのメールを受け取っているので、件名が書いてないようなメールだと何の用件なのかわからず、優先度が低くなったり、流されてしまう可能性があります。
せっかく書いたメールが読まれる前に終わってしまっては意味がないので、件名を忘れずに書きましょう。
件名を書く際は、「学部や名前」「用件」を忘れないようにしてください。
例えば、下記の通り。
件名:○○講義の単位に関するご相談(☓☓学部△年 田中太郎)
件名をしっかりと書いたら次は本文に移ります。
本文を書く際は、どんなに親しい教授であってもしっかりと礼儀作法を守った文章を書くようにします。
・宛名
・挨拶
・用件
・自分の学部や学年、名前
このような流れで作成するのがベターです。
この際に注意すべきなのが、メールだけで単位救済のお願いを済まそうとしないことです。
メールだけで単位救済のお願いを済まそうとするのは教授側からしても「都合のいい人だ」という印象を受けるため、よくありません。
そのため、メール上では「○日の☓時頃、10分程度お時間をいただくことは可能でしょうか?」という感じで、アポを取ることに集中してください。
また、アポを取る際は自分の予定と教授の予定が合いやすいように複数の日時を提案するようにしましょう。
実際にアポを取って教授に会い、単位の救済をお願いする際に、一番やってはいけないのが自分の非を認めず言い訳をしてしまうことです。
例えば、「バイトが忙しくて…」など、自分以外の物事のせいにしてしまうのは謝られる側からしても不誠実さを感じます。
下手な言い訳をするくらいなら、素直に自分自身の勉強不足を謝罪した方が効果的です。
仮に、十分努力した上で単位を落としてしまったとしても勉強不足を謝罪するのがベターでしょう。
交通事故など致し方がない理由があるならともかく、学生の都合で救済をしてほしい場合は、単に「単位をください」というのは控えましょう。
救済メールというのは、単位を直接もらうための連絡ではなく、あくまでもチャンスをもらうための連絡と認識してください。
そのため、今後このようなことが起きないように十分努力する旨を伝えた上で、再テストやレポートを出すなどの代替案を提案するようにするといいです。
大学の授業ではシラバスに記載されている通り、成績評価の基準や方法は決まっています。
それを踏まえて、全ての学生を評価するわけであり、救済措置によってその学生だけを特別に助けるということ自体に否定的な意見を持っている人は少なくありません。
もちろん、単位を落としてどうしようもない学生の立場を考えると、救済措置であっても単位が認められる可能性があるのなら嬉しいでしょうが、学生としては救済措置に頼って授業を受けるのはよくありません。
救済措置という選択肢も残されているというのを知っておくのは大切かもしれませんが、まずは普段の授業をしっかり受けることを意識してください。
いかがでしたか?今日は、大学の単位を落とした際の救済メールについてでした。
場合によっては単位取得のチャンスをもらうことはできますが、これはあくまでも最終手段です。
まずは、しっかりと勉強に取り組み、単位を落とさないで済むように努力しましょう。
そのためにも、当サイトでは普段の勉強に関する有益な情報を定期的に発信していますので、文系から理系まで大学生はぜひとも他の記事も参考にしてください。
※この記事は2024年6月に編集しました
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