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単位と試験について

【大学卒業までに必要な単位】

 卒業所要単位とは、大学生が学校を卒業するのに必要とされている単位です。大学の4年生の場合は124単位以上、短期大学の2年生は62単位以上、短期大学の3年生の場合、93単位以上が必要となることが、法令で定められているのです。卒業所要単位には、免許や資格の習得に必要な単位は一般的に含まれていませんが、医療系は、資格や免許を取ることを学生の義務にしていることがあります。その場合、免許や資格などを取るのに必要な単位が卒業所要単位に含まれることがあります。なお短大は保育実習や教育実習といった実習科目が、卒業所要単位に含まれることもあります。

 

【単位認定とは?】

 4年生になってそれまでに単位を取れていない大学生が猛勉強をする、というのはよく聞く話です。4年生大学の必要な単位数は124と言いましたが、多少の誤差があり128単位の学校もあります。どの学校でも各々の授業で60点以上取れれば単位をもらうことができます。60点以上取ることで、その科目を習得したと認定されるのです。優・良・可、またはS・A・B・Cと成績表に書かれている場合は、単位がもらえると考えて大丈夫です。反対に不可・欠・Fなどと書かれていたらもらえていません。不可やFは試験は受けたけど、単位認定の点数に達していなかったことを意味します。欠は試験を欠席したという意味になります。ちゃんと講義には出ていたのに、試験室や試験日を間違えてしまい、単位を落とすという人も中にはいるようです。何があるかわかりませんから、念には念を入れた方がよいでしょう。

 

 

【大学の試験について】
 例え高校生活では100点を取れた人でも、大学生になるとかなり勝手が違ってきます。大学の試験で満点を取ることは、かなり難しいです。過去問をいくら勉強していても、予想していなかった問題が出ることもしばしばあるようです。例えその先生の講義に毎回出ていたとしても、100点を取ることは難易度が高いのです。8割の点数を取れれば、かなり喜んでいいでしょう。もちろんそれ以上を取れるに越したことはないですが、単位取得に必要な点数は60点ですから、それを下回ることのないように気をつけていれば、4年生になってから慌てることはなくなるはずです。また、細かい条件は大学によって異なりますので、調べてみてください。

 

 

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