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大学のレポートには、構成などある程度決まった書き方があります。
表紙のつけ方やホッチキスをとめる場所など、いくつかの規則みたいなものがありますが、意外と字体(フォント)については知らない人が多いです。
今日は、大学のレポート作成での字体について解説します。
ぜひ参考にしてください。
日頃からパソコンを使う人などはすでに知っているかもしれませんが、今回、ご紹介する「字体」とは文字の形のことです。
文字のスタイル、フォントで「Times」や「MS明朝」など様々な字体があります。
それぞれに特徴があり、書く内容などによって使い分けます。
どの字体を選ぶかによって、その文章の読みやすさに影響するので字体選びはとても重要です。
大学のレポート作成にも、理想の字体があります。
まず、大学のレポートでは教授の指示に従うことが基本です。
もし、教授が〇〇字体を指定する場合、その字体で書かなければいけませんし、学部ごとに指定がある場合はそれに従います。
仮に、何も指定がない場合は、「MSP明朝」又は「MS明朝」が見やすくていいです。
英語でレポートを書く場合は、「Times」や「Arial」がベターでしょう。
これが大学レポートでの基本ですが、わからない時は担当の教授に聞いてみるのがいいでしょう。
続いて、レポートの文字サイズですが、基本的には10.5ptにします。
大きすぎず小さすぎず、読みやすい大きさです。
見出しなどをつける場合は、パッと見てわかるように本文より少し大きめに設定します。
字体やサイズなど、分野によっては決まりがあることがあるので、その場合はそれに従って書くようにしてください。
わからない場合は、教科書などを参考にするといいでしょう。
同じレポートの中で文字のサイズを変えるとすれば、先ほども述べたように本文はこのサイズ、見出しは別のサイズという感じにします。
一番ダメなパターンは、同じ本文に違う字体がある、サイズがあるです。
タイトルは〇〇、見出しは□□、本文は△△という感じに設定します。
あと、全角と半角を使い分けるのも大切で、例えば、漢字やカナは全角で、数字やアルファベットは半角にするなどです。
これもどれかに統一させた方が見やすくなるので覚えておいてください。
ここまでご紹介したのは、レポートをパソコンで作成する場合の字体です。
ここ最近、減ってきているものの手書きレポートを指定する授業はあり、その場合も、同じように字体には気をつけます。
手書きの場合は、楷書(かいしょ)というものが理想で、これは漢字の書体の1つです。
楷書とは、
・丁寧に書くスタイル
・くずさないで書く
・読みやすい字体
・日常的にも使われる
これらの特徴があります。
誰が見ても読めるものであり、一文字一文字、一画一画を丁寧に書きます。
くずしませんのでそれぞれの線を独立して書きます。
大学を卒業してからもよく使う日常的な字体で、履歴書などにも使われます。
それとは逆に、手書きレポートの場合に避けるべきものがあります。
くずし字や丸文字、さらにくずした草書体というものも適切ではありません。
くずし字は字に特徴が出て、人によっては見た目がよくなるかもしれませんが、読みにくいことが多い。
丸文字についても、子どもぽい印象を与えますので、大学生という年齢を考えると適切ではありません。
そして、字の大きさにも注意が必要です。
明らかに大きい場合や小さい場合は、それだけで読みにくくなります。
手書きは大変ですが、字の大きさも統一するようにして書きましょう。
大学のレポート作成で気をつけたいことはたくさんあります。
ここでは字体について取り上げていますので、文字関連でいうと、例えば、文章の語尾を統一させることも非常に大切。
あとは、正しい句読点の使い方などです。
この句読点についてちゃんと把握している人は意外に少ないです。
句読点にはちゃんとしたルールがあります。
簡単に説明すると、まず句読点の読点「、」のことですが、これは文章を読みやすく、また正しく伝えるために使います。
ただし、意味の区切りがどうかに関係なく読点を使うこともあるので注意が必要です。
例えば、主語が長い時は主語の後につける、意味の切れる部分には読点をつけたりします。
あとは、漢字やひらがなが連続する場合にも読みやすさを考えてつけます。
読点は文章の読みやすさを考えて使いますが、使い過ぎには気をつけてください。
一方で、句点「。」は文章の終わりにつけます。
句点は読点よりも規則がシンプルなので簡単です。
パソコンで入力するのならまだしも、手書きレポートの場合は、ある程度練習が必要になります。
特に、字に自信がない人は、いきなりレポートを書いてもおそらくうまくはいきません。
そこで練習ポイントとしては、下記の3つです。
・日常的に書く練習をする
・下書きをする
・客観的に判断する
練習ですので、やはり実際に書いていかなければいけません。
毎日でなくてもいいので、定期的に書くようにします。
慣れていないと手首が痛くなったりすることがあります。
そして、レポートを書く際は、いきなり本番の紙に書くのではなく、下書きをします。
それにより失敗を防げます。
しっかり書けているか判断したい場合は、自分ではなく第三者の意見を聞くことです。
今ではアプリやインターネットサービスを利用できますので、検討してみてください。
いかがでしたか?今日は、大学レポートの字体についてでした。
まずは教授の指示に従うこと、もし指定がない場合は読みやすさを重視して字体を選びます。
手書きレポートの場合も、理想の字体があります。
大学レポートは、気をつけるべき点が多くあり難しいですが、このスキルを身につけておくことは社会に出てからも重要になりますので、頑張ってください。
当サイトでは、これまでにも大学レポートに関する有益な情報を数多く発信していますので、他の記事も参考にしてください。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事は2025年7月に編集しました
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