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一般的に大学を卒業するのには、124単位必要になります。
学生の中には卒業要件ギリギリの124単位で卒業する人もいれば、余分に取る人もいます。
今日は、大学の単位を多く取るメリットデメリットなど単位についてのお話です。
ぜひ最後までお読みください。
大学を卒業するには124単位修得しておく必要があると述べました。
ただこれはあくまでも一般論で、中には136単位に設定しているところもあります。
実際に、大学を4年で卒業した人はどのくらいの単位を取っていたかというと、124単位ギリギリではなく少し多く取っていることが多いです。
1、2年生で普通に大学に行って授業を受けていれば自然と124単位を超えることが多く、逆にギリギリで卒業した人の多くは1、2年生次にあまり単位を取っていなかった人です。
そもそも単位が足りないと余分に取ることができないので必然的にそうなってしまいます。
何を普通というかは難しいですが、授業に出てしっかり勉強をするのが大学生の役目なので、それを考えると少し余分に取る方が ‘’普通” なのかもしれません。
単位に関してですが、大学には「単位超過申請」という制度があります。
これは大学側が決めている単位の上限を超えて履修登録を行う制度のことで、申請することで利用できます。
申請詳細は大学によって異なりますが、履修登録期間などの指定期間に申請書を提出するのは共通していると思います。
申請条件については、前学期の成績によって4~10単位の超過申請が認められていたり、申請さえすれば余程の理由がない限り認められたりします。
これも大学によって異なるので各自確認しましょう。
この制度を利用する学生で多いのは、4年で卒業するのが難しい場合です。
他には、大学終盤になると就職活動や卒業論文など何かと忙しくなるので、その前にできるだけ多くの単位を取っておきたいという理由から超過申請を行います。
学生によって様々な理由があると思いますが、この制度自体を知らない人も少なくありません。
単位超過申請にはもちろんマイナス点もあります。
例えば、大学や学部によっては超過した分の単位を次学期の上限単位から引き下げて調整したり、単純に授業量が増えるためその分、各授業への予習復習など勉強の質が下がる場合があります。
その必要性とプラス・マイナス面を考慮して決めたいものです。
ここからは、大学の単位を多く取るメリットについてご紹介します。
大きなメリットとして、単位を多く取ることで複数の学士を取得できる可能性があります。
卒業後でないと申請はできませんが、学位授与機構というところで学士を取得できます。
大学で経済学を専攻していた場合、もらえる学士は経済学ですが、余分に取った単位が、場合によっては経営学や商学などの学士取得につながることがあります。
複数の学士があれば、それだけで就職の際などのアピールポイントになります。
卒業するために必要な単位数は学生自ら数えて管理をします。
述べた通り、一般的には124単位、学生によってはその取得した単位数の数え方が間違っており、ギリギリ足りなく留年になることがあります。
これは非常にもったいなく、しっかり数えてさえおけば卒業できたのにちょっとしたミスで大きな結果を招くためショックが大きいです。
単位を少し多すぎるくらいに取っておけば、これは避けられます。
上の学位の取得まではいかなくても、たくさんの授業を履修することでいろんな分野に触れられます。
興味のある分野からあまり関わったことがなかった分野まで、幅広い学問を学べるのは大学生の特権でしょう。
それが、将来、社会に出てから有利になるかもしれませんし、私生活で役に立つかもしれません。
ここまでは単位を多く取るメリットについてでしたが、次にデメリットについても少し見ていきます。
もし大学生で単位を多く取れば取るほど就職活動などで有利になると思っているのなら注意が必要です。
124単位でもそれ以上取っても評価としてはあまり変わらないのが現状で、例えば、就職の際「単位取得証明書」を要求されることがありますが、単位数が多いからと評価が上がるわけではありません。
あくまでも成績の評定平均で評価されます。
単位を多く取ることが好きだという人ならいいですが、何となく大学生はそうするべきだからと授業をたくさん履修していると、当然、それだけ自由に使える時間は減ります。
試験などへの勉強も多くなり、そうなれば友人と過ごしたり、趣味を楽しんだりするのができなくなり、プライベートへの満足度が減少してしまうかもしれません。
いかがでしたか?今日は、大学の単位についてでした。
大学には単位超過申請などの便利な制度、そしてたくさん勉強したい学生ができる限り学べるようにいろんな仕組みや制度が設けられています。
様々な学問がありいろいろ学んでみたい気持ちはわかりますが、あなた自身の目的や将来の目標など、また単位を多く取るメリットデメリットも考慮して決めたいものです。
当サイトでは、このように大学生のために勉強のやり方やコツ、単位に関することなど有益な情報を定期的に発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてください。
※この記事は2024年12月に編集しました
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