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以前、アメリカやイギリスの大学に関することを紹介しましたが、今回は日本とフランスの大学の違いについてです。
日本とは全然違うので興味本位で読んでみてください。
まず前提として、ここで紹介するのはどちらが正しいとかの話ではなく国が違えば大学も違うという内容に過ぎません。
日本には日本のいいところがあり、フランスにはフランスのいいところがあるでしょう。参考にしたいものがあれば取り入れてみるのもいいかもしれません。
よく日本の大学は「入るのは難しいけれど卒業するのは簡単」と言いますが、これは過酷な受験戦争があるからだと思います。
倍率〇倍などとにかく入るのが難しい日本の大学ですが、フランスにはそもそも受験というものがありません。
厳密には入学試験ではなく高校卒業時に試験を受けてその結果によって大学に入ることができるので、全く試験がないというわけではありませんが少し違います。
その試験を受け取得することができれば基本的にどの大学でも入ることができます。
日本の大学は基本的に高いです。私立大学はもちろん、国公立大学でもフランスと比べると高額です。
フランスの大学は授業料が安く、裕福な学生だけでなく全ての人が平等に教育を受けられるように授業料が設定されています。
これはとてもいいことです。
これは学生にとっては厄介ですが、フランスの大学では留年は日常茶飯事です。
フランスでは大学は3年間、大学院は2年間で多くの学生が大学+大学院に行きます。そのため、計5年間になり日本の一般的な大学4年間に比べると少し長いです。
5年間で卒業できる学生は全体の27%と言われており、かなり厳しいのがわかると思います。
また働きながら大学に通う学生もおり、時間をかけて卒業することも珍しくありません。
これも日本との大きな違いですが、フランスでは途中で専攻を変える学生も非常に多いです。
日本では編入などをしない限り専攻分野を変えることは滅多にないと思いますが、フランスでは新卒採用がなく専攻分野と異なる職種には基本的に就けられないので将来性のあるものを選びます。
フランスの大学にも日本と同じように履修登録がありますが、基本的には早い者勝ちです。
人数が上限に達したら終わりで、履修登録期間はみんなせかせかしてパソコンの前にスタンバイしています。
先ほど少し紹介しましたが、フランスでは大学+大学院に行くのが一般的です。
日本だと大学院に行くのは理系など限られた人のみですが、フランスでは逆に大学院に行かないといい仕事を見つけられません。
日本では勉強をあまりしないでバイトばかりしている人も多いですが、フランスではバイトをしている学生もいますが大切なのは勉強です。
またバイトの種類も日本のようにスーパーやコンビニ、レストランなどではなく家庭教師やベビーシッターなどが人気のようです。
また、自分の専攻分野を生かされるようなバイトをする学生も結構多いです。日本とは違ってバイトでもちゃんとした職歴になるのも大きな違いかもしれません。
いかがでしたか?今日は、日本とフランスの大学の違いについて紹介しました。
国や文化が違えばこんなにも違うのです。最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ次回の記事も参考にしてください。
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