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大学の編入試験では、基本的に「英語」があります。
でも、英語が苦手な人やその他の勉強に時間を費やさないといけないなど英語までなかなか手が回らないという人もいるかもしれません。
今回の記事では、編入試験で英語がない大学を紹介します。「編入したいけれど英語を使いたくない」という人はぜひ参考にしてください。
大学の一般入試や推薦入試はインターネットや本屋などで簡単に情報を得られますが、編入試験はそうはいきません。
また、編入は大学受験と比べて実際に経験している人も少ないので貴重な経験談もあまりありません。
少ない情報の中、英語+専門知識など編入のために色々勉強しなければいけません。
その中でも英語は中学・高校時代からの積み重ねなので数週間で身につくようなものではありません。でも、もしそんな英語が試験科目になければどうでしょうか。
ここで紹介するのは主に国公立大学です。
千葉大学の文学部「歴史学コース」と「国際言語文化コース」では英語は不問です。
論文の提出と面接のみで試験を受けられます。
論文は12,000文字程度の分量なので普段書き慣れていない人は結構苦労するかもしれません。題材は志望するコースに関するものです。
信州大学の経法学部は、2年次編入で書類と面接のみで合否が決まります。
書類には2,000文字程度のレポート課題が課され、各年によってテーマは異なります。
完全に英語力が不要になるというわけではありませんが、金沢大学の人間社会学域学類では書類審査と面接のみで受験できます。
英語の試験はありませんが、TOEICやTOEFLなどのスコアが求められます。
最近試験内容が変更されたばかりなので明確な合格基準はわかりませんが、出願要件以上のTOEIC・TOEFLスコアを持っていても合格評価にはあまり影響しないようなのでそこまで高いスコアは必要ないと思われます。
一応、TOEICなら600点以上を取られるように頑張りましょう。英語のスコアの他に書類審査には法学検定試験も必要です。
情報学群・知識情報・図書館学類は面接と口述試験、書類審査で合否が決まります。
面接はパソコンを使ったプレゼンもあり時間は30分程度です。
山形大学の人文学部(法経政策学科)では、小論文と面接だけで合否が決まります。
山形大学では編入希望者に向けて説明会なども実施しているので、気になる人は足を運んでみてください。
ちなみに、小論文と面接は各50点ずつで100点満点です。面接はそこまで長くなく15分程度と短いです。
人文学部(法律経済学科)では、書類、論文、面接のみで編入試験を受けられます。
論文といっても募集要項にどの書籍から出題されるか事前に発表があるのでそこまで心配する必要はありません。
いかがでしたか?今回は、大学編入試験で英語がない大学についてでした。
今回紹介した他にも英語を不問とする大学があるので自分の地域、志望学部などを参考に一度リサーチしてみてください。
編入試験で英語が必要ないからと編入後もずっと英語の勉強をしなくてもいいかというと決してそうではなく、社会に出てからはグローバル言語である英語は求められることが多いので編入後も意識して勉強してください。
では、次回も大学編入に関する有益な情報をお届けするので楽しみにしておいてください。
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