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最近は、大学のレポートといえばパソコンを使用することが多いですが、教授によっては手書きを指定することがあります。
普段書き慣れていないので、手書きといわれても紙やペンなどどうしたらいいのかわからないという人もいるかもしれません。
今日は、そんな手書きレポートの書き方や注意点について紹介します。
ぜひ参考にしてください。
まず、大学レポートを作成する目的について把握しておきます。
レポートですので、物事を考察し文章にまとめることが目的ではありますが、大きくは下記の2つといえます。
まずは、①授業内容の理解です。
これが第一の目的であり、学生の理解度を図るのにいい機会です。
学生の授業内容の理解度を把握することで、学習進行状況を把握し、適切な指導を行えます。
教授が試験問題を作るのが面倒だからレポート作成にしているのではなく、それには目的があるのです。
その中に、文章の書き方やリサーチの仕方など他にも細かい目的はあります。
そして、②プレゼンテーション手法の修得です。
これは、主に社会に出てからのことを考慮しています。
社会人になると、役所や他社を訪問し商品やサービスの計画・設計・管理などに関わる打ち合わせや技術的な問題解決について議論をすることが多々あります。
もちろん会社内でも打ち合わせなどはあります。
そこでの内容は社会的な責任を問われることになりますので、根拠のあるデータをまとめたり、証明したり、説明したりと相手に伝える能力というのが求められます。
レポート作成は、「レポート(報告)」というように、報告書の書き方を練習する意味合いもあるのです。
少し前まで、大学のレポート作成といえば手書きが主流でした。
何千文字も書かなければいけないのでかなりしんどいですが、当時は、普通でした。
しかし、最近では、パソコンの普及によってレポートはほとんどがパソコンを使っての作成になっており、教授によっては手書きレポートは受け取らないということもあります。
以前までは、手書きのみが一般的だったのに今では手書き不可、と時代の流れを感じます。
今、大学生の人は、もしかしたら手書きのレポートを書いたことがない人もいるかもしれません。
しかし、すべての授業でパソコンでのレポート作成とは限らず、教授によってはまだ手書きレポートを求めることがあるかもしれません。
手書きレポートを好む教授の中にはいろんな理由があります。
例えば、パソコンでのレポートの問題点である、
①コピペ予防
②文字を書く練習
などがあり、コピペは大学生の間でも大きな問題になっています。
コピペをしても全く意味はありませんし、著作権など犯罪になる可能性もゼロではありません。
また、文字を書く習慣自体も今の時代かなり減っており、何事も練習をしないとそのスキルというのは衰えてしまいます。
いつ手書きレポートが課されてもいいように、手書きレポートの基本的な書き方や注意点を知っておきましょう。
順番に解説します。
用紙は、コピー用紙のような白無地のものは基本的にNGです。
教授から指定がなければ、罫線入りのレポート用紙を使います。
その他、レポートパッドもOKです。
ただ、たとえ罫線入りでもルーズリーフはよくありません。
用紙のサイズですが、こちらも指示がない場合は基本的にA4にします。
キャラクターの絵がついているような用紙はもちろんいけませんが、再生紙のように多少色がついているものは問題ありません。
各用紙にページ番号をつけるため、用紙はギリギリには書きません。
周囲3センチ程度のスペースを残して書きます。
筆記用具については、指定がない限り特にこだわりはありません。
シャーペンや鉛筆でもいいですし、ボールペンなど消せないものでも構いません。
ペンや万年筆の方がしっかり書いている感が出ていいですが、やはり消せないのはデメリットです。
もし、修正箇所が多くなれば修正の跡が目立つので結果的に見栄えが悪くなります。
修正する方法や注意点については後述します。
慣れていない人は、鉛筆やシャーペンの方がいいと思います。
消した跡が残らないように、いい消しゴムを選ぶのも大切です。
あと、レポートでは基本的に黒ペン(黒色)が基本で、ハイライト的な意味合いで黄色などのカラーを使いたくなるかもしれませんが、カラーの使用は認められていない場合が多いので気をつけてください。
文章で違いを出すには、例えば、ボールペンの太さを変えるなどするといいでしょう。
0.3ミリ~1ミリなどたくさんの種類のボールペンが販売されていますので、一度、見に行ってみてください。
次に、手書きレポートを書く際の基本的な注意点について解説します。
手書きで書くため何も考えずに書くと読みにくいレポートになります。
書く際はしっかりと余白が取れているかを確認しながら書きましょう。
具体的には、上下左右にそれぞれ20mm程度の余白を意識して取るようにしたいです。
大学のレポートにもなると用紙1枚では終わらないことが多いので、しっかりとページ数を記載します。
これをしないと、見にくく読みにくいレポートになります。
当たり前ですが、提出するレポート用紙はきれいで状態の良いものを用意しましょう。
これにシワや汚れがあればどんなに中身の良いレポートでも減点対象になる可能性がありますし、常識的によろしくありません。
手書きで書くため多少なりともアンバランスな文字になることはありますが、できるだけ読みやすい文字の大きさで整えたりバランスを意識して書くようにしてください。
学生の中には、字を書くのが苦手な人もいるかもしれませんが、丁寧に書くのを意識しましょう。
レポートを作成する際に、必ずチェックしなければいけないのが誤字脱字です。
人間であれば誰でも起こり得るミスですが、提出前に修正しましょう。
誤字脱字は一度チェックしただけでは見落とす可能性があるので時間をおいて何度も確認するようにしたいです。
できるのなら友人など第三者に確認してもらうのが理想です。
あと、意外に見落としがちなのが句読点で、これも入念にチェックします。
これは手書きでもパソコンでも同じことですが、教科書や学術雑誌などいろんなものから引用をするかもしれません。
引用自体は何も問題はなく、適切に行うべきです。
その際は、参考文献又は参考資料として引用したことをはっきりと記す必要がありますので注意しましょう。
引用の詳しい内容については、下記の記事をご参考ください。
手書きで書いているため、時にミスも発生するでしょう。
レポートの書き始めならまだしも、途中や最後の部分で修正が必要になると、一からの書き直しは大変です。
基本的には、手書きレポートの場合、作り直しが原則とされています。
しかし、軽微なミスであれば修正テープや修正液を使用しても問題ないことが多いです。
教授によっては嫌がる人もいるかもしれませんが、基本的にはOKと認識してもらって構いません。
もちろん教授がダメといえば仕方ありませんが、気になる人は確認してみましょう。
では、一体、どのような修正方法がNGとされているのでしょうか。
まず、ペンでぐるぐると塗りつぶすのはいけません。
また、よくやる人がいますが、二重線で修正するのも大学レポートでは適切ではありません。
他は、赤ペンなど違う色のペンで訂正をする学生もいますが、これも好ましくありませんので注意しましょう。
最近の大学生は手書き自体に慣れていませんのでどうしても修正が多くなるかもしれませんが、高い評価をもらうためにもしっかりとルールに従って正しく提出したいものです。
いかがでしたか?今日は、手書きレポートの書き方の決まりや注意点などについてでした。
レポート自体の構成手順などはパソコン使用時と違いはありませんが、用紙選びやペンなど手書きならではのポイントがいくつかあるのでしっかり覚えておいてください。
手書きレポートのルールを知らないとどんなにレポートの書き方をわかっていても、減点対象になるかもしれません。
今まで一度も手書きレポートを課されたことがない学生も、今後全くないとはいい切れないのでしっかり準備しておきたいものです。
今の時代に手書き?
と思うかもしれませんが、先に述べた通り、手書きには文字の練習やコピペ予防、そして本人確認ができる点などメリットも多くありますので、それを採用する教授や授業もまだまだあります。
授業シラバスに手書きかパソコンかなど詳細が載っているかもしれません。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事も楽しみにしておいてください。
※この記事は2024年7月に更新しました
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