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先月、アメリカ英語とイギリス英語の違いについて書きましたが、今回は留学先として人気のオーストラリアの英語についてです。
オーストラリア英語とイギリス英語の違いを発音、スペルなどの観点から解説します。
ぜひ参考にしてください。
大学など英語の先生には、アメリカ人だけじゃなくカナダ人、イギリス人、オーストラリア人、ニュージーランド人など様々な国籍の人がいますが、日本の英語教育では主にアメリカ英語が中心です。
各国、自分たちの話す英語には誇りを持っており、イギリス人やオーストラリア人の英語の先生は日本の中学や高校の英語の教科書の内容がアメリカ英語よりだと少しがっかりすることもあるようです。
留学を考えている学生の中にはオーストラリアに行きたいという人も多く、時差の少なさや温暖な気候などオーストラリアにはたくさんの魅力があります。
オーストラリアには、オーストラリアの訛りがあります。それをAussie Englishなどと言います。
よくあるのが、Todayを「トゥダイ」と発音したり、「Good day Mate!」と挨拶したりなどです。実際、オーストラリアでみんなそのような言い方をするかはわかりませんが、一般的にオーストラリア英語と聞いたらそのようなものをイメージする人が多いと思います。
他にもオーストラリアには独特の英語があります。
実は、オーストラリア英語はイギリス英語によく似ています。
イギリス英語と言っても、様々な訛りがあるので一括りにはできませんが、もともとオーストラリアはイギリスの植民地で今も英連邦の国です。
オーストラリア英語はイギリス英語にルーツを持っており、共通点が多いのです。
例えば、「r」の音。
イギリス英語にはRの音が消える「non-rhotic(非R発音)」があり、オーストラリア英語もアメリカ英語のようにrを巻き舌にはしません。
あと、「ca」の音も非常に特徴的です。
アメリカ英語ではcan’tは「キャント」、イギリス・オーストラリア英語では「カーント」と発音します。
オーストラリア英語とイギリス英語の共通点の1つでもある「a」の音ですが、「エイ」と発音される単語がオーストラリア英語では「アイ/ai」と発音されることがあります。
例えば、mate。イギリス英語では「メイト」ですが、オーストラリア英語では「マイト」、nameもイギリス英語だと「ネイム」ですが、オーストラリア英語だと「ナイム」のような感じになります。
ここでは全てカタカタ表記しているので、必ずしも英語の発音とは一緒ではありませんがイメージを掴んでもらえればと思います。
アメリカにはアメリカのスラング、イギリスにはイギリスのスラングがありますが、オーストラリアにもたくさんのオージースラングがあります。
例えば、biscuit(ビスケット)→biccy(発音:ビッキー)、chocolate(チョコレート)→choccy(発音:チョッキー)、McDonald’s(マクドナルド)→Maccas(発音:マッカーズ)です。
とてもおもしろいです。
スペルは基本的にイギリス英語と同じですが、いくつかオーストラリア独特のものがあります。
イギリス英語では「programme(プログラム)」が、オーストラリア英語では「program」です。
多くの単語がイギリス英語と同じですが、違うものもあります。
「overseas(海外)」はオーストラリア英語では「abroad」で、なすびは「aubergine」ではなく「eggplant」、ピーマンはイギリス英語では「green pepper」ですが、オーストラリア英語では「capsicum」です。
聞いたことのない単語もあるかもしれません。
基本的に、オーストラリア英語とイギリス英語は似ていますが、ここで紹介したように相違点もあります。
イギリスの移民が持ち込んだ英語は、オーストラリアの文化と接触し独自の色に染まっているのです。英語の訛りを知ると、その国の文化や歴史が見えてくるので非常に興味深いです。
今回は、オーストラリア英語とイギリス英語の違いについてでした。
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