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大学生が苦手とするものとして、レポート課題があります。
高校生までのような読書感想文とは大きく異なるレポートですが、何度作成しても良いレポートが書けないという学生は結構多いかもしれません。
では、なぜ良いレポートが書けないのでしょうか。今回は、そんな中身の薄いレポートに共通することについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
期末試験などの定期試験では、授業で学んだ内容が出題されるのである程度しっかり準備すれば良い結果が出せるかもしれません。
それに対して、レポートはレポート自体の書き方がよくわからないなど手を焼く学生が多いのが現状です。
というのも、レポート作成は高校までに学ぶものではなく、大学に入学してからもレポート作成のための講座や授業があるわけではないので、基本的には自分でレポートの書き方について勉強しなければいけません。
(大学によっては1年次に授業がある場合もあるが稀)
また、レポートには読書感想文のようにただ単に自分の感想や意見を書くだけでは不十分なので、レポートならではの書き方や構成手順などを知っておく必要があります。
基本的なレポートの構成は下記の通りです。
・序論
・本論
・結論
これに加えて、レポートには表紙をつけたり、ホッチキスの位置、参考文献を明記するなど大切な要素がたくさんありますが、大まかな構成手順はこの3つです。
この3つの構成手順を知らないと、中身がぐちゃぐちゃになりいつまで経っても良いレポートは書けません。
では、基本的な構成手順などは把握しているけれども、いつも中身が薄っぺらくなるという人にはあることが共通しているかもしれません。
いつも中身のない文章になってしまう学生は、おそらく「何を書くか」よりも「どう書くか」に意識が集中しているのだと思います。
もちろん、構成手順や表紙など「どう見えるか」は大切ですが、それはできていると踏まえた上で述べると、文章の表現などよりも中身いわゆる「内容」が最も大切なのです。
文章内で小難しい単語を使う、複雑な文法を使うなどしても、肝心な内容が薄ければいつまで経っても中身の薄いレポートのままです。
これは、レポートだけに限らずスピーチにも同じことが言え、例えばYouTubeの動画でどんなに撮影の背景を整えて、高機能なカメラを購入して、いいマイクを使っても中身がなければ視聴者の心には響きません。
視聴者(レポートなら読者)は、有益な情報を欲しくてあなたの作品を読んでいるので、どんなに見た目が綺麗で読みやすくても中身が薄ければ興味は湧きません。
逆に、たとえ見た目が完璧ではなくてもしっかり役に立つ情報が詰まっていればぜひ読みたい、観たいと思うものなのです。
「どのように書くか」の見た目よりも内容に着目して書くと、自然と書くスピードが上がります。
想像してみてください。
文章を書いていて、「この表現は正しいか」、「もっと難しい単語の方がいいか」などばかりに集中していると、そればかりに意識がいきます。
でも、ある程度見た目を整えて内容に着目して書くと、序論・本論・結論など構成に従ってどんどんペンが進みます。
レポート作成はある程度の時間がかかるものなので、速く正確に内容の濃いレポートが書けたらそれ以上のことはありません。
いつまで経っても中身の薄いレポートしか書けなくて悩んでいた人は、ぜひ今後見た目よりも内容に着目して書いてみてください。
想像するよりも書きやすくなると思います。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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