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以前、アメリカ人の学生の勉強法について紹介しました。
今回は、’’紳士の国’’ イギリスの学生の勉強法と教育制度についてシェアします。
アメリカの学生とは少し異なるので、とても興味深い内容になると思います。
イギリスには、政府サイトによると154もの高等教育機関があり、留学生を含む200万人もの学生がそれらの教育機関で学んでいます。
‘’イギリス” と聞くと、真摯で上品なイメージがあるかもしれませんが、教育にもかなり力を入れています。
たくさんの有名大学があり、私たちがよく知っているものだと「オックスフォード大学」、「ケンブリッジ大学」、「エディンバラ大学」などがあります。
これらの大学はとても歴史があり、世界大学ランキングでも常に上位に位置する世界的に有名な大学です。
イギリスの大学のほとんどが国公立で、国が設立した高等教育基金機関から資金を受けているため、日本やアメリカと比べて授業料は低めです。
また、イギリスでは基本的に大学は3年間、これに大学院が1年間プラスされる仕組みになっており、日本やアメリカと比べると少し短いです。
学部課程は3年間ですが、その間に1年間の実務研修が入ることもあります。
イギリス人の学生は日本の学生と比べるとよく勉強すると思います。
特に、リーディングなど授業の準備にはものすごい時間をかけ、テスト期間が近ずくと図書館は大変混雑します。
アメリカの学生と似たような状況ですが、これにはイギリスの教育制度、その後のキャリアへの影響が大きく関係しています。
ただし、1年間ずっと勉強しているのか言うとそうではなく、休暇時には帰省したり旅行したりとメリハリをつけて過ごすのが一般的です。
イギリスでの成績はランクになっており、「1st」、「2:1(Upper Second)」、「2:2(Lower Second)」、「3rd」、「Pass(Ordinary degree)」の5段階です。
1stが最も優秀で日本で言う「秀」みたいなもの。
1stを取ると家族や友人からも喜ばれ、就職時にも有利になります。
イギリスではどの大学を出たかというよりもどのランクで卒業したかの方が就職、その後の人生に好影響を与えます。
イギリスの大学では、日本と比べものにならないほど宿題が多いです。
授業のリーディング課題はほぼ全ての授業で課され、多くの学生が授業の何倍もこれに時間を費やします。
課題が多ければ必然的に勉強するようになるので、課題の多さもイギリスの学生がよく勉強する大きな理由の1つなのです。
日本の大学では、出席や授業中の発言なども評価の材料になることがあります。
しかし、イギリスの大学では一般的に出席や授業中の発言などは評価対象にはならず、学期試験で良い点を取れれば良いランクをもらえるという仕組みです。
そのため、極端な話、授業に出なくても内容をしっかり理解して試験でいい成績さえ収められれば問題ありません。
いかに授業の内容を理解しているかが、イギリスの大学では重要なのです。
また、イギリスの大学では100点を取るのはかなり難しく、試験でもエッセイでも70点以上取られれば1stに分類されます。
日本とイギリスでは大学の仕組み自体異なるので、イギリスの学生をそのまま真似することは難しいですが、そのような環境を作り出して自分自身を勉強する環境に置くことは可能です。
たくさんの課題を課して勉強させるようにしたり、図書館など勉強する環境に自分の身を置くなどちょっとした工夫で変わります。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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