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多くの大学生が苦手とするものとして「レポート」が挙げられます。
議題が決まっているだけで授業では書き方については詳しく教えてくれません。
そのため、なかなかペンが前に進まなく、毎回レポート提出時に手を焼く学生も多いです。レポートが原因で単位を落としてしまうことだってあります。
今回は、そんなレポートで良い成績を収めるためのコツについてシェアします。
まず、レポートの意味を理解する必要があります。
レポートは、英語の「report」で大きく「報告」と「小論文」に分けられます。
報告は、先生など特定の相手に事実を伝えるために書かれた文章のことで、小論文は小さい論文のことを意味します。
いずれにしても、多くの大学生が勘違いしていることとしてレポート=感想文ということです。確かに、レポートには自分の見解や意見を書くこともありますが、主な目的はその議題の事実を伝えることです。
高校までの読書感想文と同じような感覚で書いていると、大学のレポートとしては不十分です。
そのため、主観的ではなく客観的な視点がとても重要になります。まずは、前提としてこれを理解しておかないといつまで経っても良いレポートは書けません。
レポートの読者は誰になると思いますか?大学でのレポートの読者は教授です。
授業でなぜこの議題が出されたのか、どんなレポートを求めているのかなどをよく考えて読者の興味をそそるようなレポートを作成します。
細かい表現にしても、論理的な筋道立てにしても、常に読者(相手)を意識して書きます。
自分の考えだけでは単なる読書感想文になってしまいますが、本やインターネットに載っている情報だけを写しても決して良いレポートにはなりません。
丸々写した場合、どんなに内容が素晴らしくてもNGです。
与えられた議題に関する書籍やサイトなどできるだけたくさんの情報を得て、他人の意見と自分の意見の共通点や違いを論理的に筋道を立てて書くことがとても大切です。
ここでも忘れてはいけないのが、読者を意識するということ。なぜこの議題が出されたのかもう一度考えて、必要な情報を書きます。
クラスメートはみんな同じ議題でレポートを書いているので、おそらくみんな似たような内容になると思います。
読者に興味を持ってもらうためにいかに他人との違いを生み出すかが、教授ウケするレポートを書くの大きなコツなのです。
そのためにも、やはりいかに多くの情報を集めるかがレポート作成の鍵を握るので、できるだけ多くの書籍などに目を通しましょう。
今の時代、インターネットで世界中の論文が無料で読めるので図書館だけじゃなくネットに掲載されている論文も使ってみてください。
大学のレポートでは、引用や参考文献などを利用できます。「引用」は、本文の文章をそのまま利用するもので、レポート作成には欠かせないスキルです。
引用するにあたりいくつかのルールがあるので、しっかり守ります。もし、引用のルールを破ると盗用になる可能性があるので注意してください。
知らなかったでは済まされません。
引用は3割程度にして、自分の考察を根拠づける資料として活用します。
あとは、レポートが完成したら誤字脱字など最後にもう一度確認しましょう。その際、友人などに読んでもらうのも第三者の立場から見られるのでいいです。
いかがでしたか?今回は、教授ウケするレポートの書き方についてでした。
ぜひ、参考にしてください。
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