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大学生のほとんどが、就活をする際、SPI試験を受けると思います。
その中でも、性格診断のある「適性検査」では、どうしても採用されたいからと、嘘の解答をする人もいるかもしれません。
今回は、適性検査の性格診断で嘘をつくべきではない4つの理由をご紹介します。
SPIの適性検査で、虚偽の解答をするべきではないというは今までの記事でも何度か述べていますが、やはり正直に答えた方がいいです。
確かに、嘘をついてもそのまま通るかもしれませんが、まず、SPIの適性検査の目的や意味をもう一度考えてみてください。
言語能力や非言語能力の分野では、簡単な日本語能力や数学に関する問題なので、正解か不正解ではっきりと評価できますが、「性格」という分野では、受験者と企業とのマッチングを図ることが大きな目的です。
要するに、あなたがその企業にどのくらい適しているかを事前に判定してもらう絶好の機会なのです。
同じ社会人として生きていく上で、正直に解答するのは、社会人として、いや一人の人間としてのマナーだと思います。
これを前提に、適性検査で嘘をつくべきではない詳しい理由について書いていきます。
例えば、「これまで生きてきた中で、人に悪意を感じたことはないか」という質問に対して、「いいえ」と答えるのは当たり前のこと。
受験者も人間なので、怒りや憤りを感じる感情は当然ながらあります。この質問に対して、「はい」と答えると、逆に怪しく、物心のついていない小さな子どもくらいしか、そのような解答はしないでしょう。
実は、SPIには、質問の形などは違うけれども、受験者の一貫性を調べるために、大量の質問が用意されています。
一見、全く違う質問のように見えるものでも、その本質は同じで、受験者の嘘を見破ろうとしているのです。
そのため、受験者は、ちょっとした嘘ならいいだろうと思っていても、その同じ趣旨の質問に異なった解答をすることで、結果的に矛盾が生じて「一貫性」がブレてしまうということがあります。
企業によって、将来のプロジェクトに向けて、その時の事業内容などによって、求める人材は変わります。
例えば、「昨年は、~な特徴の人材を採用したけれど、今年は、~な人材が欲しい」など、その時期によって求められる人材は違います。
そのため、たとえ嘘をついてでも、その企業の社風などに合った人物を演じても、企業が本当に求める人材とは限らないのです。
SPIの性格診断では、企業との相性を知られる良い機会なので、嘘をついて内定をもらっても、それが本当に企業に合っているかはわかりません。
就職は、数年で辞めるような短期的なものではないので、そのちょっとした「嘘」が、あなたの長い社会人人生での歯車を狂わしてしまうことにつながるかもしれません。
結局は、どんなに能力が足りなくても、未熟でも、自分を信じる「自信」があれば、輝いて見えるもの。
自信というのは、相手に伝わるので、偽ってまで内定をもらわなくても、本当の自分を出して、それを理解してくれる、あなたを欲しいと思ってくれる、企業と出会うことが社会で活躍するために最も大切なことではないでしょうか。
自信をつけるためには、知識と経験が重要なので、学生時代に、たくさんのことを経験して、勉強して、一人の人間として自信をつけるように努力します。
たとえ、どんなに内定が欲しかった企業に落ちても、その企業とは縁がなかったとプラスに捉えるようにして、自信を持って次に進みます。
内定を取るのは簡単ではありませんが、大学時代に十分な知識を身につけておけば、企業も自然と「あなたを採用したい」と思ってくれるでしょう。
そのために、大学生のこの時期が、大切なので毎日の勉強に励んでください。
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