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大学生というと何だか自由なイメージがありますが、学生である以上学習の成果を試すテストが付きまといます。
大学生になると、中間・期末試験という形でテストが行われることがほとんどのようです。
大学生が就職活動に並んで、緊張感を持って挑むことになるのがこの中間・期末試験ではないでしょうか。
就活は何だか次元が違うように感じてもしまいますが、試験の場合はどの学年の大学生も共通して受けるものなので、よりリアルな危機感があるかと思います。
試験の結果によって、単位が出るか出ないかが決まってしまうことも多々あるでしょうから、この中間・期末試験を制することは大学生活を成功させるための絶対条件です。
今回は大学生になってからの試験対策の基本をご紹介いたします。
大学になると、今までのものとは違い暗記だけでなく理解や応用を試されるような問題が多くなり、「〇〇という単語について説明せよ」というような、自分の言葉による論述を行わなければいけないような問題が出題されるようになります。
今まで以上に、暗記だけでなく、自分の知識として理解しようとすることが大事となります。
また、大学になっても試験の内容は各教員が作成することがほとんどだと思いますので、各教員による出題の傾向を掴むことは大切です。
そのためには、自分の人脈をフルに活用して、過去問を入手することがベストでしょう。
さて、ここからは試験本番までに推奨される試験対策方法を紹介いたします。
普段の講義中からテスト対策はすでに始まっているといっても過言ではありません。
試験では講義で教わった知識が理解できているかを試されていますので、毎回の講義をしっかりと理解して覚え続けていれば、それだけテストの勉強は楽になるということです。
ただ、そんなハードル高いものと感じずとも、毎日の予習をしっかりと意識して行うだけでも相当の違いがあります。
自分の中で決まった復習の時間を作ることが、本番の試験のときにも非常に大切になるのです。
また、講義最中の態度についても、点を取るためには教員の言うことは注意深く聞いてノートをとる必要があります。
具体的には、教員の言っていること、および板書またはスライドなどに表示されている内容をまとめて、自分の言葉でノートに書き写すように意識してノートを取ります。
この方法でそれなりにまとめようと努力して耳を傾けていれば、印象にも残りやすいです。
また、各講義の意義・目的などがわかるようであれば、教員が何を教えようとしているか伝えようとしているのだろうかと想像を働かせることによって、自ずとその講義中、試験中の重要箇所がわかることもあるかもしれません。
そこまではやらずとも、教員が重要だと言ってくれた箇所、重要だと示す場所は間違いなく復習するようにしましょう。
少し本題とはずれますが、講義中に教員が言っていた雑談や、自分がふと思いついたことや感じたこと・考えたことについてもノートの端でもいいので、もれなくメモをしておくとよいでしょう。
どんな些細なものであったとしてもそのメモ書きが後々復習する際の記憶のとっかかりになりますし、そのように自分が興味を持ったことを形に残していくことは、先に控える就職活動の際などに、自分が何に興味があるのかを考えるヒントにもなってくれるでしょう。
この期間には、本試験で問われるであろう内容の把握であったり、それを自分が溶けるようになるためになにをすればよいかの計画を立てられるようにするとよいでしょう。
内容の把握でいえば、過去問の入手ができればかなり心強いですが、テストで問われる範囲程度であれば教員から教えてくれる場合も多いでしょう。
把握した出題されるであろう内容をもとに、自分がどうやったらそれをこなせるようになるかを考えて必要なタスクを洗い出しましょう。
過去問を使う場合であれば以下のような目標設定ができるかもしれません。
大目標:
「自力で過去問を8割溶けるようにする」
大目標を達成するための小目標:
「講義の要点をまとめて暗記する」
「この問題集を3周解く」
「不明な点を洗い出して解消する」
などなど・・・
大目標に対しての小目標を設定して、ざっくりとでもテスト前までに自分がやるべきことが洗い出せるようにしましょう。
時間がかかる問題集の演習などはこの段階で一通り終わっているようにしたいものです。
可能であれば問題集については、この期間に試験範囲の内容を2周は解いて、自分が苦手とする範囲を洗い出しておけてるとよいでしょう。
暗記系の試験であれば、この期間には自分が暗記で使う専用のノート・テキストを自作できておくとよいです。
すでに簡潔にまとまっているテキストなどがあればそれを利用しても問題はないのですが、既存のものに書かれている内容をしっかりと自分のものにするためにも、何回かは一通り自分でも確認をして、気づきや分かりづらい部分などに補足のメモ書きを加えておくとよいでしょう。
この期間は、ひたすら追い上げあるのみです。
問題集については、今までの期間で苦手の範囲が洗い出せていればそれを重点的に対策をして、プラスで全体の演習をもう1周を行うと更に安心といったところでしょう。
暗記については、
・ひとり言をいいながら覚える(音読する)
・ペンで文字を書きながら(または書くふりをしながら)覚える
の2点を意識すると、覚えが早くなります。
上記のポイントはよく言われることではありますが、これらのことを行うことによって、目で追いかけるだけより、覚える対象へ意識を集中させやすくなるといわれています。
また暗記には隙間時間を最大限に使うことも大切です。
電車での移動中はもちろんのこと、あまり行儀はよくありませんが、食事の咀嚼中やトイレに入っているとき、スマホゲームなどのロード時間の間など、どんどんながら作業でテキストの暗記をしてもよいのではないかなと思います。
ゲームの例であれば、ゲームの方に意識を集中したら意味がなくなるとおもいますが、少しでも空いた時間には勉強を詰め込んで、自分の中で暗記する行為・勉強する行為を習慣化できれば、結果的に将来よい結果になるかと考えております。
本記事では、試験開始までに行う対策の基本について記載しました。
試験は普段の勉学を発揮する場とは言われますが、完全に普段の学習だけでなんとかなるものではないというのは皆、百も承知のことです。
誰もが精一杯背伸びして、苦労して試験対策をしていると考えて、心折れないように試験対策を頑張れるようにしたいものです。
試験の結果のために単位が取れないことは非常につらいことです。
一時の怠慢によって、一年の時間のロスをしてしまえば、計り知れない後悔に襲われることになるでしょう。
あまり意識することはないですが、各試験には重い未来がかかってもいるのです。
ただそんな重いイベントだからこそ、頑張って乗り越えようと思えるものですし、ひいひい言いながらも同じ大学内の人脈を駆使して精一杯試験対策を頑張ったことはあとあと思い出すといい思い出でもあります。
その試験を乗り越えた経験は大学生としての経験値になりますし、自分の成長に繋がるものだと思って、なんとか乗り越えていきましょう!
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