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女子が医療系の学部に進学するメリット

 

 

男性のほうが女性よりも理系が得意が傾向があり、女性のほうが男性よりも文系が得意な傾向があると言われています。

 

実際、理系の大学や学部には男子学生の方が多く、文系の学部には女子学生が多い傾向が数字ではっきりとあらわれています。ただ全体的な割合なだけであり、理系が得意な女性も多く、同じように文系が得意な男性も多いといえます。

 

 

目次

【医療系は医学部以外の選択もある】

 

理系が得意な女子学生の場合、理工学部や医学部などを目指すことが多いですが、理数系が苦手でも就きたい職業が理系に属することがあります。

 

そんな時、医療系は数学が必要かと悩むことがありますが、医療系といっても分野がかなり広いといえます。

 

医学部では数学や化学、物理は必須科目になっていて、高い点数を受験でとることが求められています。

 

ただ看護師の場合は、医学部看護科であれば必要なこともありますが、医療系の場合はそれほど高度な学力が必要ないことがあります。

 

もちろんセンター試験を受けたり、受験する学校のテストに合格するレベルの偏差値は必要になりますが、数Ⅲや物理といった高度な知識はなくても入学することが可能です。

 

そして大学に入学したら、医療系は専門的な知識を学ぶことが重視されるようになるので、数学などは一般教養の講義で受講することがほとんどです。

 

苦手意識があってもそれほど心配する必要はなく、平均的なレベルの学力をもっていれば大丈夫でしょう。

 

 

【臨床工学系の学科は注意が必要】

 

一方で、臨床工学系は理系必須になるので、数学だけでなく物理などの知識も必要になります。

 

臨床工学系に進学すれば、臨床工学士の国家資格を取得する学生が多くなり、授業も基本的な数学や物理の知識があることを当然だと考えて進められます。

 

臨床工学士を目指すときはもちろん、働くときにも医師との連携が欠かせませんし、新しい機械が導入されるときは仕組みなどをしっかり把握することが求められます。

 

そのため臨床工学系は理系必須になり、理系が好きだという人が向いているといえます。

 

 

【就職の安定がポイント】

 

理系女子大生は、医療系や臨床工学系が向いているといえますが、医療系の魅力は就職先が安定しているということです。

 

医療現場は常に人手不足が続いていますし、これからは高齢化が進むので医療に携わる人が求められています。

 

また海外から日本の医療を受けたいという患者さんも増える可能性が期待できるので、医療関係の仕事には未来があるとされています。

 

医療系の仕事に携わっていると、多くの人から尊敬されて、立派な仕事であると認められます。

 

 

 

【給料の安定】

 

そして1番の魅力は、経済的に安定しているということです。

 

医療系の大学に通った場合は、大変な勉強をして、医師もしくは看護師の国家資格を取得することを目指します。

 

国家資格を取得することができれば、自ら就職活動をしなくても引く手あまたになるくらい、簡単に就職先を決められるところが多いです。

 

夜勤などがあって大変なことも多いですが、その分、仕事にはやりがいがありますし、年収も他の仕事に比べて高いという魅力があります。

 

理系女子大生の場合、将来は結婚して出産をしようと考えている人も多いでしょうが、現在は産休や育休というシステムがあっても、完全に機能しているとはいえません。

 

働きたくても子供を預ける場所がなくて、キャリアを失ってしまうことも考えられます。しかし医療系の仕事についている場合は、育休などでブランクがあっても、再就職先を見つけやすかったり、育休制度や産休制度が整っているところも多い傾向があります。

 

それだけ専門的な知識を持つ人が少ないので、プライベートを充実しながら、働く自由も得ることができます。

 

同じように臨床工学系で学んだ理系女子大生も、専門的な知識を持っているため、医療の現場では高い需要があります。

 

医療機器は日々進化しているので、その操作を安全にするための点検を行う仕事がありますし、導入するときに医師や看護師に説明をするという重要な役割をもっています。

 

 

≪地方でも働ける≫

 

臨床工学士は、以前は大きな病院を中心に働いていましたが、医療機器が複雑で精密になったことにより、個人経営のクリニックで働くことも増えています。

 

また医療機関に就職して開発に携わる仕事もありますし、開発メーカーの社員として機器を説明する仕事もあります。

 

臨床工学士の需要が急速に高まる一方で、まだその数が絶対的に不足していますから、理系女子が臨床工学を学ぶことは将来性のあることだと考えられます。

 

大学で理系選択する女子学生は少ないものの、少ないからこそ就職をするときはライバルが少ないので有利だという魅力があるでしょう。

 

会社によっては理系女子大生を採用するために、女子学生限定で説明会を行っているところもあります。

 

 

≪給料の優遇≫

 

また文系女子に比べて、理系女子は就職してからの給料が多い傾向があります。

 

それだけ理系の学部に入学するのは難しく、大学でも難しい専門知識を身に付けなければなりませんが、理系女子大生というのはかなり将来性があるといえるでしょう。

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