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大学生活において「単位」という言葉は大切なものですよね。
しかし、初めて聞いたときは「仕組みが難しそう」だとか、「どうやって考えれば良いのか分からない」と思う方も多いでしょう。
というわけで今回は大学の単位についてご紹介します。
単位とは、その大学を卒業するために必要な教育課程のカリキュラムの取得数です。
簡単に言うと、「外国語教養」という教科の卒業必要単位数が「2」であれば、外国語教養の分野から2単位分の授業を受け、単位を取得しなければ卒業をすることはできません。
1つの授業を受けて与えられる単位数は基本的に1か2で、1授業90分から100分ほどが平均です。
この単位というものをどのように大学生活の中で取得していくのかは、大学生側にゆだねられています。
そのため、大学生は自ら時間割を組んで必要な単位数を取得する必要があるというわけです。
時間割の組み方はそう難しいものではありません。
その学期内に開講される講座の中から「これは卒業に必要な単位だから取っておいた方がいい」だとか、「この授業は自分が好きな分野だから取りたい」等のカリキュラムを調べておいて、時間割として組み込むことです。
もちろん時間割を組んでいる途中で取るべき授業が他の取るべき授業や撮りたい授業と被ってしまう箇所もあります。
そういった場合は来年や次の学期に廻すなど自分で選択して、時間割を組むわけです。
大学生が自由だと言われる所以は恐らくここにあり、時間割の組み方によっては忙しくもできるし暇にもできます。
卒業単位にさえ達していればどのように時間割を組むのも自分の自由です。
ただし、単位というのは授業を受ければとれるわけではありません。
授業への出席が欠けてしまう遅刻・欠席については減点対象となってしまいますし、ペーパーテストや技術テストで点数をとれなければ必修であろうがなんだろうが単位は与えられません。
またそれに対する救済措置も公には存在しません。
ここが高校との違いとして一番大きいと思います。
大学では圧倒的な自由が許されていますし、圧倒的な時間を作ることも可能です。
しかし遊びにかまけていては気づかぬうちに必要な単位を落としてしまい、卒業のための必修単位に足りず、留年をしなければならないということになります。
この場合は例えあと1教科足りなかろうが、その年の授業料を納めなければいけませんし、現役での就職は叶いません。
単位と聞くと難しかったり嫌なイメージを持っていたりする方は多いと思いますが、真っ当に授業を受ければ取れるものです。
自分で考えて時間割を組み、充実した大学の生活を送ってください。
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