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大学留年への不安、「不安」を深掘り

以前、当サイトでは「留年に対しての不安を解消する方法」という記事を作成しました。

留年の危機があれば誰でも不安を感じるものですが、そこでどう対処するかが大切になります。

でも、留年だけでなく人間は何かと「不安」を感じてしまう生き物ですが、それはそもそもなぜでしょうか。

不安って何?

不安はどこから来ている?

など、今日は、不安について解説します。

不安の実態を知ることで、留年に対する恐怖も軽減できるかもしれません。 

目次

【誰もが感じる「不安」という感情】

あなたは今、大学留年に対して不安を感じているのでしょう。

「もしかしたら単位が足りないかも…」

「留年になったら内定先はどうなる…?」

また日常的にも不安という感情は起きます。

授業に遅れたらどうしよう、忘れ物はないか、など人間であれば誰もが感じる感情の1つです。

不安の定義については、一般的に、「対象や根拠がはっきりしないままに漠然とした恐れを抱くこと」とされています。

よく、「対象のない恐怖」と表現されたりもしますが、要は、大切な何かが脅かされているような感情です。

≪不安は過去ではなく未来に対するもの≫

そして、不安というのは、その多くがこれからやってくる未来についてです。

「留年したらどうなる?」など、今後起きるであろうことに対して心配になり恐怖を感じます。

まだ、現実には起きていない何かに対して心がとらわれている状態であり、未来志向的な思考になります。

【不安自体は決して悪いことではない】

当サイトでも、大学留年への不安を解消する方法、不安を感じた際にはこうした方がいいなど、’’不安はマイナスなもの’’という前提でご紹介しています。

でも、人間は不安を感じるものと述べた通り、生物にとって不安という感情は決して悪いものではありません。

あなたも、留年に対して不安を感じた際、

「留年の危機があるから勉強を頑張ろう」

「この授業を落としたら留年だからいつもより勉強をする」

など、努力につながることも多いと思います。

要は、不安という感情は信号でいう黄色信号であり、自分自身を守るために必要な生物的な機能でもあるのです。

不安が全くない状態を考えてみてください。

何も勉強をしなくても留年という不安がないため、勉強をしない、

あと1つの授業を落としたら留年と通知が来ても、不安を感じないから努力しない、

その結果、留年になります。

本来、人間はストレスに対峙すると自己防衛力が働いて、対応を準備します。

その対応は、闘うか逃げるか、その選択は問いませんが、自分がストレスで壊れてしまわないよう対処をするのです。

生命維持です。

不安を感じることでストレス反応の中でも感情面の対処を行っているのです。

【不安への付き合い方】

不安を感じると、人間は様々な症状を患います。

例えば、イライラしたり、怒りっぽくなったり、手汗が出てきたり、心拍が速くなったり、頭痛や腹痛、めまい、不眠、体の凝りなどです。

もし、自分の健康について心配があれば、医療機関への相談をおすすめします。

そして、自分自身でも不安とは付き合っていかなければいけません。

不安の性質としては、実は、意識して取り除こうとすればするほど不安という感情は大きくなります

述べた通り、大学留年へ不安を感じたらまずは不安自体は悪いものではない、普通のことだ、と思うことです。

そして、なぜ不安に感じるのかを客観的に見て、一つずつ対処します。

留年するかもしれない、単位を落としそう、でもなぜ留年しそうなのか、勉強が足りないのか、朝起きられなく大学に行けないのか、留年しそうなのは単位が足りていないからか、本当に足りていないのか、など分析します。

また、不安を感じたらそれを解消することも重要です。

趣味に没頭したり、勉強とは少し離れてみたり、友人に打ち明けたりと方法はいくらでもあります。

【まとめ】

今日は、大学留年の危機がある学生が感じやすい感情の「不安」についてご紹介しました。

不安の正体を知ることで、どう認識すればいいか、アプローチすればいいかがよくわかります。

今日の内容を参考に大学での毎日を過ごしていきましょう。

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この記事を書いた人

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