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大学薬学部では、CBTやOSCEが終わると、次は実習に行くことになります。
どの実習先にするかを考える人は多いですが、どの時期、どの期にするかを考えている人は実はそう多くありません。
でも、この実習を行う時期というのも非常に大切です。
まずは、薬学部の学生が参加する実習の基本概要について見ていきます。
実習は、Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期と4期に分かれています。
Ⅰ期は4年生の2月から始まり、Ⅳ期は5年生の11月中旬から2月までです。
実習は薬局実習11週、病院実習11週の合計22週になります。
基本的には、希望の病院や薬局を決められることが多く、期についても同様です。
でも、どのタイミングで実習に行くのがいいのかわからない学生は少なくないでしょう。
4期ありますので、選べるタイミングはいくつかあります。
時期を見ても分かる通り、かなり異なります。
薬学部は6年制であり、そして国家試験のことも考慮しなければいけません。
そこでおすすめしたい時期はⅠ期とⅡ期です。
その理由としては、2つ、
・就職活動
・国家試験
一般的に、就職活動の解禁日は5年生の3月からです。
ただし、企業によっては1月やその前から説明会や面接をやっているところがあり、薬学部の学生が目指すであろう製薬会社も早くに選考が始まります。
また、薬局やドラッグストアでは説明会に出て面接の日程を決めることがあり、つまり、説明会に出られないと選考に進めないということになります。
そのため、実習の期をⅢ期やⅣ期など遅くにすると、時期的に被りなかなか説明会などに足を運べなくなります。
もちろん時間的余裕はゼロではありませんし、行こうと思えば行けます。
しかし、実習に参加している時は想像以上に勉強が大変ですし疲れます。
休みの日はゆっくりしたいでしょう。
もし、あなたがⅠ期とⅡ期で実習を終わらせていると、5年生の8月以降から休みになります。
Ⅲ期やⅣ期の人は4年生の2月から5年生の8月までが休みです。
つまり、前者は休みが6年生に連続しています。
Ⅲ期やⅣ期の場合、その前に国家試験の勉強を行っても、実習に参加するとそちらの勉強が大変でなかなか国家試験の勉強はできなくなるでしょう。
同じ休みの時間でも、タイミングが重要ということです。
今日は、大学薬学部の実習の時期について解説しました。
実習先だけでなくその時期についてもよく考えることは、国家試験や就職活動など先のことを見据えても大切です。
当サイトでは、このように大学薬学部の学生に向けて、普段の勉強のポイントや薬剤師国家試験に関することなど有益な情報を月3本発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてくだだい。
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