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【大学薬学部】薬剤師国家試験に必要な勉強量

大学受験には〇〇時間の勉強量が必要、難関大学の場合は〇〇など、一般的に求められる勉強量というのは存在します。

薬剤師国家試験においても同様で、その学生の学力などによって当然、必要な勉強量は変わるものの一般論はあります。

今日は、そんな大学薬学部の学生に向けて薬剤師国家試験に必要な勉強量について解説します。

ぜひ最後までお読みください。

目次

【薬剤師国家試験は厚生労働省が実施する国家試験の1つ】

薬剤師になるための試験は国家試験であるので、その難易度は高いです。

また、薬学部に入学をして卒業をすれば自動的に薬剤師の資格を得られるわけではなく、試験に合格しなければいけません。

そのため、当然、全ての薬学部の学生が国家試験に合格するわけではなく、不合格になる人も一定数います。

薬剤師国家試験は難しいのは難しいですが、その合格率は70%程度ありますので、ものすごい難関試験、というわけではありません。

大学の薬学部に入学できて、卒業できるくらいの学力があれば、十分合格は目指せます。

【薬剤師国家試験に必要な勉強量】

薬剤師国家試験に必要な勉強量については、冒頭でも述べた通り、その学生によって異なります。

ただそれをいえばそれまでですが、一応、目安になる勉強量は、薬学部の授業を除いて2000時間です。

この2000時間というのは、国家試験への勉強を開始するのが薬学部6年生の4月からが多いので、そこからの計算になります。

あくまで目安であり、これよりも少ない人や多い人はいますが、多くの学生がこのくらいの勉強量になるかと思います。

≪試験間近は勉強量が大きく増える≫

薬学部6年生の秋頃、10~12月の時期はかなりの時間を勉強に費やすことになるでしょう。

学生によっては、1日10時間くらい勉強する人もおり、大学受験を思い出させるような過酷な毎日になります。

また難しいポイントは、12月には薬学部の卒業試験がありますので、それとの兼ね合いで勉強時間をなかなか十分に確保できないこともあるかもしれません。

無理をして体を壊してしまうのが一番怖いので、勉強時間にはあまり拘りすぎずに学習効果を重視して取り組みましょう

【薬剤師国家試験の対策ポイント】

最後に、国家試験の対策ポイントについて2つご紹介します。

≪事前に勉強計画を立てる≫

計画が何もないものをこなすのは誰でも無理です。

国家試験の時期やその範囲はわかっているため、そこから逆算して考え、勉強のスケジュールを決めておきます。

それに沿って勉強を進めていくことで、効率的に準備ができるでしょう。

≪勉強法を見つける≫

これは、つまり、自分なりの勉強法を見つけることです。

一般的に効果的な勉強法はたくさんあり、それらを参考にすることは正解です。

ただ、あくまでも一般論であり、そこから自分に効果的であるものを見つけて、実践すること。

それによって、徐々に自分の勉強法を確立できます。

ある程度、時間はかかるかもしれませんが、普段の勉強から自分に合う方法は何となく把握できますので、意識して毎日を過ごしていきましょう。

【まとめ】

今日は、薬剤師国家試験に関する内容でした。

多くの勉強量が求められ、学生はこの合格を目指して毎日、勉強に励みます。

当サイトでは、薬学部の学生に向けて勉強のポイントやコツなど有益な情報を定期的に発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてください。

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