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【数学科向け】ガクチカで学業を書くのはアリ?【方法も】

就職活動でよく耳にする言葉に「ガクチカ」があります。

大学生であればこの言葉の意味を知っていると思いますが、今日は、数学科の学生に向けてガクチカの書き方や注意点について解説しようと思います。

ぜひ最後までお読みください。

目次

【そもそも「ガクチカ」とは?】

念の為、まずはガクチカが何なのか見ていきます。

ガクチカは、「学生時代に力を入れたこと」を意味し、就職活動のエントリーシートや面接においてよく聞かれる質問の1つです。

4年間ある大学生活ではいろんなことを経験し、その中でも多くのエネルギーを注ぎ込み取り組むことは誰にでもあります。

例えば、ゼミや資格取得、サークルやクラブ活動、学生によっては大学以外のボランティアやアルバイトもそうでしょう。

どのようなことに力を入れたのか、そしてそこから何を学び、社会に出てからどのように生かしたいのかを具体的に説明する必要があります。

【ガクチカとして学業を書くのはアリ?】

大学数学科の学生は、日々、難しい勉強に取り組んでいます。

彼らにとって、学業は大学生活で大きな要素を占め、数学という学問について誇りを持っていることでしょう。

しかし、一般的には就職活動で学業をガクチカに使うことはよろしくないとされています。

また、学生の中にもガクチカは学業以外にするべきだと考えている人も少なくありません。

結論からいうと、確かに推奨されていない部分はありますが、決して、ダメではありません

でも、なぜ推奨されていないのでしょうか。

≪大学生にとって学業はやって当たり前≫

あなたも知っている通り、大学生は勉強をするのが仕事です。

そのために、大学に入り、勉強に励むわけですので、ガクチカが学業というのは少しおかしいかもしれません。

「学生の時に力を入れたことは勉強です」と聞くと、確かに人事の人によっては「それは当たり前です」と感じるかもしれません。

ガクチカに学業がNGとされている大きな理由はこれです。

【企業はエピソード自体に注目しているわけではない】

数学科の学生は、ガクチカに学業を選ぶこと自体は問題ありません。

述べた通り、一部否定的な声はありますが、その選択自体はOKです。

なぜかというと、企業側はエントリーシートや面接で学生時代の具体的な話やエピソードを求めますが、そのテーマだけに注目しているわけではないからです。

大切なのは、その経験から何を学び、どう生かすか、結果に至るまでのプロセスですので、選択したテーマによって差がつくわけではありません。

例えば、「海外に留学をした」という一見、思い切ったエピソードを持っていても、その中身が薄ければ意味はありませんし、地味な経験でもそこから学ぶ内容が派手でインパクトがあれば評価されるでしょう。

数学科の学生というのは、先に述べた通り、勉強に多くの時間を費やしており、そこでの学びや気づきというのはかなり多いはずです。

それをガクチカにするというのは素晴らしい選択であり、あなたにとって書きやすいのであれば問題ありません。

【ガクチカに学業を書く方法】

では、どのように学業を書けばいいのでしょうか。

意識するポイントは、WhatとWhyです。

つまり、What=何、どんな

Why=なぜ

まず、What(何、どんな)では、学業として’’何’’を専攻していたのか、そして’’どんな’’姿勢でそれに取り組んでいたのか、これを具体化します。

そして、Why(なぜ)では、’’なぜ’’その学部学科に進んだのか、’’なぜ’’〇〇を勉強、研究しているのかなど「なぜ」を深掘りします。

これは結構難しいものですが、よく考えてみると答えは出てきます。

【まとめ】

今日は、大学数学科の学生に向けてガクチカに学業を書くのはアリかという内容でした。

要は、その書き方、伝え方であり、学生はテーマというよりはそこから得られるものを具体的に書くようにします。

そうすれば、就職活動でも自ずといい結果につながることでしょう。

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