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より専門的に学問を学べる大学院には、憧れを抱いている学生もいることでしょう。
それは薬学部に在籍するあなたも同じかもしれませんし、進学するか悩んでいる人もいるかもしれません。
そこで今日は、大学薬学部の学生が大学院に行くメリットとデメリットについて解説します。
ぜひ最後までお読みください。
「大学生」や「大学院生」などという言葉は誰でも知っていますが、「学士」、「修士」、「博士」はどうでしょうか。
何となくわかるけれども、具体的に説明するのはちょっと…という人は少なくないかもしれません。
学士というのは、大学を卒業した際に与えられる学位のことで、4年制大学などの学部を卒業すると学士になります。
修士というのは、大学院の修士課程を卒業した際に与えられる学位のことで、博士というのは大学院の博士課程を卒業した際に与えられる学位です。
難易度でいうと、学士→修士→博士ということになります。
6年制の薬学部を卒業すると、どの学位になるのでしょうか。
答えは、学士です。
中には、6年制なので修士では?と思う人もいるかもしれませんが、学士とするのが適当と文部科学省も述べています。
順番に解説します。
大学院というのは、大学と違って教室で講義を受けるよりも研究室にこもることの方が多いです。
それは薬学系になれば尚更で、ほとんどの時間を研究室で過ごします。
つまり、研究が好きな人にとっては最高の時間であり、多くのことを学べます。
これは薬学生に限らずかもしれませんが、大学院に行きより深く学問について学ぶことで就職活動での選択肢が増えます。
特に博士号を取得していると有利に企業に就職できたりとメリットがあります。
それまでの道は決して簡単ではありませんが、博士号を取れば教授になられます。
まずは助手や准教授を経て教授に、という流れですが、教えることが好きな人にとっては大学で働けるのは大きなメリットでしょう。
教授というのは若い人の憧れの職業の1つでもあります。
続いて、デメリットです。
大きく2つあります。
大学院に進むため当然、時間とお金が必要になります。
6年間の学部、そして国立の大学院でも年間50万円、私立ならもっとかかり、博士を取るまでの4年間と考えるとかなりの額になります。
その時間もかかり、社会に出るのが遅くなります。
奨学金などがあり早くに社会に出てお金を稼ぎたいと考える人もいるはずです。
大学の薬学部はただでさえ6年間と長いです。
大学院に行くともっとかかり、学生を終えるまでに10年ほどかかります。
大体、27~28歳くらいと20代後半になり、周りの友人は社会人として落ち着いていたり、結婚して子どもがいる人もいるかもしれません。
話が合わなくなったり、スケジュールが合わなくなり会えなくなることもあるでしょう。
いかがでしたか?今日は、大学薬学部の学生が大学院に行くメリットとデメリットについて解説しました。
自分自身の目的や将来の夢を考えて、ベストな選択をしたいものです。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も薬学部について有益な情報を発信しますので、ぜひ楽しみにしておいてください。
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