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一般的に大学入試といえば、3教科や5教科などを受験して合格するという形ですが、他にもいろんな試験方式があります。
その中の1つに、総合型選抜(旧・AO入試)があり、これを利用して今の大学に入ったという人は少なくないと思います。
おそらくこれを読んでいるあなたのお子さまも総合型選抜で入学し、大学に通っていることでしょう。
今日は、そんな総合型選抜で入学した大学生と授業について解説します。
「授業にはしっかりついていけていますか?」
「周りの学生との学力の差を感じていませんか?」
ぜひ最後までお読みください。
総合型選抜は、少し前でいうと「AO入試」であり、進学先に対する意欲や目的意識、将来の可能性などを評価する試験方式です。
一般的な一般選抜や学校推薦型選抜などとは異なり、学力だけでは測りきれない学生の個性や能力などを評価対象にする入試で、具体的には「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」が評価されます。
この総合型選抜を利用して大学に入学する学生の割合は、全体の約20%で国公私立いずれでもその割合は増えている傾向にあります。
総合型選抜で入学する大学生は数多くおり、その学生の個性をみる非常に現代らしい入試方式でありますが、残念ながら問題点もあります。
その1つに、これは以前からいわれていることですが、彼らの学力の問題があります。
総合型選抜入試というのは、先に述べた通り、学力だけで判断せずその学生自身をみる試験ですので、必ずしもその学生の学力が入学する大学のレベルに見合っているとはいえません。
これは総合型選抜だけでなく推薦入試で入学する学生も同じことで、大学には入ったもののその後の授業についていけず落第し、留年してしまうということは珍しくありません。
そうなれば、大学中退や高卒という肩書きになり、将来、社会に出て仕事をする上でも何かしらのハンディが出てくるかもしれません。
総合型選抜で入学した学生は、今も勉強へのモチベーションを高く保っていますか?
まだ1年生という人は、多くの人が大学生活に楽しみを感じ、授業自体も興味深いためやる気があるかもしれませんが、総合型選抜組の学生の特徴として大学に入るまでの意識は高かったものの、その後長くは続かないという傾向があります。
多くの学生が志望大学に入学でき、入学の時期までにたくさんの時間があるため高校生活を謳歌し、比較的心に余裕を持って大学に入ります。
しかし、実際大学に入るとそのレベルの高さや受験勉強をあまりしてこなかったことから、具体的な勉強方法がわからず苦労することがあります。
モチベーションが切れるのは、授業が難しいから切れたのか、モチベーションが減ったから授業についていけなくなったのかわかりませんが、何かしらの対策が必要です。
いかがでしたか?総合型選抜という素晴らしい入試制度で入学した学生は学力の他に特別な能力やスキルがあります。
それは大変素晴らしいことで、社会に出てからも役に立つかもしれませんが、まずは目先の大学の授業をしっかりこなすことが重要です。
もし授業へ遅れを感じているのなら、場合によっては高校の範囲の補習などを受けてもいいですし、自学学習するのもいいです。
また当塾のような大学生向けの学習塾もありますので、必要に応じて利用するとお子さまの学力アップにつながるでしょう。
授業への心配がなく、単位を無事取られたら、彼らの大学生活がより有意義なものになります。
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