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中学や高校でも成績評価を決める大切な要素の1つに定期試験があります。
定期試験は、それまで学習した内容をしっかり理解しているかを確認する作業であり、大学に入ってからももちろんあります。
今日は、大学の定期試験に関する内容です。
大学には「単位」というものがあり、進級や卒業をするためにはこれをしっかり習得する必要があります。
2年生になるまでに〇〇単位~、卒業をするには124単位など一定数の決まりがあり、大学というのは単位を取ってこそ価値があり、それが全てといっても過言ではないかもしれません。
そんな単位を取れるか取れないかを大きく左右するのが、今回取り上げる「定期試験」です。
定期試験は、冒頭でも述べた通り、学習した総まとめであり、どのくらい理解しているかを測ります。
高校までの定期試験では基本的に暗記をしたり、問題を解いたり、選択肢から選んだりしますが、大学の定期試験は異なります。
通常は論述形式の問題が多く、自分の頭で考えて文字にしなければいけないので単純に難易度が上がります。
そんな定期試験は学部や学科、授業によって異なり、成績評価をつける上で非常に重要な存在です。
大学での定期試験とはいっても、どの学部か文系か理系か、どの授業か教授かなどによってその内容は異なります。
同じ心理学の授業でも定期試験の形は大学によって、教授によって異なることがあるので、ここで紹介する内容はあくまでも一般論として参考にしてください。
人気のある学部を5つ取り上げました。
法学部では法律に関することを学びます。
定期試験では、選択肢・論述式・事例問題のようなパターンで出題される傾向にあり、特に最後の事例問題については過去に裁判で争われた事案などをもとにした問題であり、法学部特有の試験といえます。
法令をしっかり理解して合理的に問題を解く必要があります。
心理学部は文系の学部として知られていますが、意外にも数学が必要だったりもします。
定期試験の範囲は広く、他にレポートや発表などもよくあるようです。
文系か理系か時たま議論にもなる心理学部ですが、必要な数学の知識というのはそこまで難しいものではなく、中学~高校の範囲を理解しておけば問題ないでしょう。
テクノロジーの発展によってメディア関連の職業に就きたいと考える人が増えています。
そんなメディアについて学べるのが社会学部であり、レポートが多く出されるのが特徴の1つです。
メディア関連について学ぶとなると、ニュースなどだけでなく映画やドラマなどの内容から社会問題について学ぶこともあり、それらを観てレポートを書きます。
授業によってはレポートの方が重要度が高いことも少なくありません。
外国語学部には、英語だけでなくいろんな言語があります。
定期試験としては、ペーパーテストもあればオーラルテストやプレゼンのようなものもあります。
どれか1つだったり、組み合わせたり、学部や授業によって異なります。
外国語は話すアウトプットが重要ですので、そのような試験が多い印象です。
工学部は理系の学部で、男子学生に人気があります。
ものづくりの土台になる数学・物理学・化学・生物学などについて学び、さらに専門的な範囲を勉強して実験や分析などを繰り返し知識や技術などの手法を身につけていきます。
大学院への進学を計画している人が多く、定期試験も難しい傾向にあります。
例えば、数学や力学、化学があり、機械系であれば図学があったりと科目数が多いのが特徴で、試験期間中はハードなスケジュールになります。
その他、研究も多く、アルバイトやサークルなど他の学部の大学生がやっていることはもしかしたらできないかもしれません。
今日は、大学の定期試験についてでした。
定期試験の他に、学部や学科によっては小テストのようなものが頻繁に実施されたりと成績評価の内容は授業ごとに異なります。
そのため事前にシラバスにはしっかり目を通しておくようにしましょう。
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