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もはや、国際共通語である英語はどの学問でも必要なスキルとされています。
大学では英語の授業がありますし、海外のサービスや商品を利用することも増え、自然と英語に触れる機会というのは多くなっています。
今日は、大学の数学科と英語力に関する内容です。
日本の大学で数学を学ぶだけであれば、英語はなくても大きな問題にはならないでしょう。
日本語だけで生活できますし、その後、日本の企業に勤めるのなら英語は使わないはずです。
しかし、最近では、TOEICや英検などの英語力を求める企業が増えており、「あったらいい」よりは「ないと困る」状況に来ていると思います。
そのため、数学科の学生にとって英語は必要かといわれると、「必要」といえるでしょう。
数学科に限らずですが、英語ができることには多くのメリットがあります。
例えば、まず最初に思いつくのが海外の論文を読めるということです。
数学科であれば、いろんな論文を読む機会が多いでしょうし、日本語のみで書かれた論文よりも当然ですが英語で書かれたものの方が圧倒的に数が多いです。
また、自分が書いた論文も日本語であれば引用されることは少なくなりますが、英語なら母数が多いのでその可能性は上がります。
他にも、大学院やその先の人生で学者として生きていくのなら、研究集会などにも呼ばれやすくなるでしょうし、数学者としての可能性が広がります。
数学者など学者になれば、英語は学生の頃よりも必須度は上がります。
しかし、実際は、日本人の学者で英語ができない人は結構おり、できたとしても論文を書けるレベルではないなど不十分なことがあります。
海外での研究など英語ができないとそれだけチャンスを逃すことになりますので、数学者などを目指す学生は特に今のうちから英語の学習に力を入れておきましょう。
数学者になると、研究だけをしていればいいというポストは多くありません。
数学者の仕事には、学生などに教えることがあり、海外で指導をする場合はその現地語か英語が必須になります。
少なくても英語ができないと海外で仕事をすることはできません。
英語は世界中で話者がおり、ネイティブに限らず世界中の人が話しています。
そんな英語の他にも重要な言語というものがあり、それはフランス語です。
数学においてフランス語というのは昔の文献を読むのに必要であり、現代でもフランス語で文献を書く人は少なくありません。
数学科の学生にとっては、英語は必須、できればフランス語も理解できたら大きな強みになるでしょう。
大学でも外国語の授業があり、フランス語は多くの大学であると思いますので、履修してみるのもいいかもしれません。
今日は、数学科と英語について解説しました。
特に学者になる場合は、英語はできないと選択肢を縮めることになるので、今のうちから勉強しておきましょう。
話す英語も重要ですが、論文を読んだり書いたりするアカデミック(学術的)な英語は欠かせません。
では、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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