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大学生が行う「就職活動」、と一言でいっても文系と理系の学生でその内容というのは少し異なります。
「大学生の新卒採用がしたい、その中でも特に理系学生が欲しい」という企業は多く、それを一般的に理系採用と呼びます。
今日は、そんな理系採用にについて解説しようと思います。
理系の学生はぜひ最後までお読みください。
現在、私たちが生活する社会で急激に成長している分野がテクノロジーです。
スマートフォンにしても、パソコンにしても、プログラミングにしても現代社会にはなくてはならないものであり、それを支えるのはIT人材です。
理系の学生は専門分野としてそれを勉強していたり、研究していたりするので基本的な知識を持っています。
そのため多くの企業が理系学生を積極的に採用しようとしています。
実際、文部科学省と厚生労働省が共同で実施した「就職内定状況」という調査によると、新卒採用において2019年10月、2019年12月、2020年4月のいずれでも文系よりも理系の学生の方が内定率が高いということがわかっています。
それだけ理系学生が求められているということです。
例えば、「理系のみ」と記載している技術系の応募枠に対して、文系の学生が申し込むことは不可能ではありません。
でも現実的ではありません。
企業側はあくまでも理系学生を探しており、いくらその分野の知識があるといっても文系学生である以上、採用される可能性は低いといえます。
もちろん、すべてのケースでNGではなく、記載は「理系のみ」であっても企業によっては受け入れてくれる可能性はゼロではありませんが、限られた就職活動の時間の中で確率の低いものに労力をかけるのは効率が悪いでしょう。
理系学生の新卒採用率は高いものの、理系採用は結構難しいです。
その理由をいくつか解説します。
誰もが知っている少子化問題ですが、子どもの数は減っているのに大学の数はほとんど変わっていません。
むしろ、緩やかに増えています。
理系を選ぶ子どもが減り、進路選択でも理系採用を選ぶ人は減ってきています。
そして、理系学部というのはどの学科かにもよりますが、基本的に文系学生よりも就職活動に充てる時間は取れません。
研究だったり、実験だったり、課題だったりで物理的に拘束時間が長く、自由に使える時間というのは少ないからです。
理系学生の人数自体減っているのに、就職活動も積極的に行わないのでハードルが高くなります。
理系採用のように就職活動をする人もいれば、実は理系には推薦という就職ルートが存在します。
大学や研究室と関わりのある企業などへの推薦をもらえることがあり、それを利用する学生もいます。
そのため、理系学生は文系のように就職活動自体にあまり積極的には動きません。
みんながみんなそうではありませんが、理系採用を目指す理系学生は大手企業への就職を望む人が多いように感じます。
大手企業なので競争率が高く難しくなります。
今日は、理系採用についてでした。
現代社会では強く求められる理系分野ですが、そこを目指す大学生やその下の世代が減っており、今後の理系分野の動きに注目が集まります。
理系採用を目指す学生は、その分野の専門性を高めて採用を勝ち取りたいものです。
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