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元々、大学の理系には女子学生が少ないというイメージがあるでしょう。
女子学生に人気の学部や学科というのは、昔から外国語や心理学、文学などのいわゆる文系学部であり、物理学科など理系学部に進む人は多くありません。
しかし、最近では、理系に進む女性学生も増えており、以前よりは「抵抗」というのは薄れてきていると感じます。
そこで今日は、大学の理系女子学生の割合について日本は諸外国と比較して多いのか少ないのかについて解説します。
社会でも女性の進出が目立ち、これまでの時代とは女性の活躍の場というのは大きく異なります。
誰にでもチャンスがあり可能性がある時代が近づいており、それは女子学生と理系学部にも関係するでしょう。
理系といえば、男子学生のイメージが強い中、今では実に5人に1人が女子学生といわれています。
ここでの理系というのは医療系を除いたところであり、理系の中でも農学系や保健学系には他よりも女子学生が多い傾向にあります。
まだまだ数としては少ないので、今後さらに男女の壁というのはなくなればいいと思います。
では、日本は世界の国と比べてどのくらいの位置にいるのでしょうか。
経済協力開発機構(OECD)が加盟各国の大学などの女子学生の割合を調べた結果によると、残念ながら日本は平均を大きく下回りました。
加盟国の例
・ドイツ
・フランス
・イタリア
・オランダ
・ベルギー
・ルクセンブルク
・日本
・韓国
・トルコ
・イギリス
・アメリカ
・スウェーデン
・オーストリア
・デンマーク
など欧州の国が多いです。
「自然科学・数学・統計学」の分野で27%、「工学・製造・建築」で16%と比較された国でいずれも最下位という結果になっています。
日本は欧米の国に比べるとまだまだ女子学生は少ないというのが現状のようです。
一概に理系といっても、農学系などにはある程度女子学生もいます
。
しかし、物理や数学科などのいわゆる「ゴリゴリ」の理系学科や学部には女子学生は極端に少ないのが実情です。
その理由として考えられるのは、やはり偏見です。
理系は男性の科目であり女性は別を選ぶべきと古い考え方の家庭もまだ少なくなく、たとえ理系に興味があっても大学受験の時に周りから反対され仕方がなく文系に進むという人もいます。
もちろんその他にも、単純に理系に進んでも就職がしにくかったりなどの要因もあるかもしれませんが、男性だからとか女性だからとかという考えはなくしていくべきでしょう。
自分の好きなものを選択できるようにしたいです。
あと、シンプルに理系は難しいというのもあると思います。
高校でも理系は難易度が高く選択する人が少ないので、その中で女子生徒となるとどうしても数が減ります。
いかがでしたか?今日は、日本の理系女子学生の割合について紹介しました。
経済協力開発機構(OECD)の中では残念な順位になり今後の課題として取り組むべきかもしれません。
理系女子を表す「リケジョ」という言葉も、もしかしたら女子学生は珍しいということを顕著に表しているので適切な表現ではないかもしれません。
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