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大学生にもなるとクレジットカードを持つ人もいるかもしれません。
ただクレジットカードというのはいわば「信頼カード」なので、経済的に不安定な学生にはまだ早いのではという見方もあるでしょう。
そこで今日は、大学生の子供にクレジットカードは持たせるべきなのかについて解説します。
現在では、世界中でキャッシュレス化の流れが強く出ています。
アメリカやヨーロッパを中心に、現金を使わずクレジットカードやスマホ決済などで買い物をすることが増え、日本でも急激に伸びている市場でもあります。
また2020年から始まった新型コロナの影響もありなるべく人との接触を避けたキャッシュレス支払いというのがより加速しているように感じます。
実際に日本のキャッシュレス化における比率は2010年で13,2%だったのに対し、2020年では30%近くまで普及しており、2025年までに40%、将来的には80%を目指しているといわれています。
そんなキャッシュレスの1つに今回紹介するクレジットカードがあり、大学生ですでに持っている人も少なくないかもしれません。
大学生にクレジットカードが必要かといえば、結論、必ずしも必要ではありません。
ただ、ある調査によると大学生でクレジットカードを持っている人の割合は5割にもなるとされ、結構な大学生がクレジットカードを持っていることになります。
冒頭で、クレジットカードというのは信頼関係で成り立っていると述べました。
「あなたにこのくらいの収入があるから先に代わりに支払いますよ」というのがクレジットカードで、クレジットカードで買い物をした場合は翌月以降の支払いになります。
つまり、逆にいうとその期日までにしっかり払わないと延滞料金が発生したり、延滞を繰り返すとカードが利用できなくなる可能性もあります。
アルバイトをしてお金はあっても不安定なので、支払うべき金額をしっかり払えるかは不明ですし、クレジットカード故に手持ちのお金が必要ないので使いすぎるリスクもゼロではありません。
クレジットカードがあれば、手持ちのお金がなくても買い物ができ、公共料金の支払いにも使えるので便利ですが、キャッシュレスは何もクレジットカードだけではありません。
クレジットカードに似たものとしてデビットカードというものがあり、見た目は同じでVISAやMasterCardのロゴがあり、買い物をするとその預金口座から即座に引き落とされます。
つまり、預金にないお金は使えないので使い過ぎも予防できて、基本的に審査もないので大学生でも利用可能です。
保護者の方の立場からしても、クレジットカードを持たせるよりはデビットカードの方が安心できると思います。
今日は、大学生の子供にクレジットカードを持たせるべきなのかについてでした。
あれば便利だけど必ずしも必要ないと考えていて、使い過ぎや延滞料金のリスクなどデメリットを考えると経済的に余裕が出るまではクレジットカードの代わりにデビットカードでもいいのではないでしょうか。
それでも、例えば、クレジットカードはお金の計画性などを考える必要があるので「お金の使い方」自体を学べるいい機会でもあります。それを子供に学ばせたいという場合はメリットがあるかもしれません。
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