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大学レポートを書く際に、文章だけでなく写真や画像、図などを入れることもあるかもしれません。
でも、
「何に気をつけて挿入すればいいのか」
「著作権は大丈夫か?」
など、いろいろ疑問に思う点もあるでしょう。
そこで今日は、大学生のためにレポートでの画像や図の挿入方法とそのポイントについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
では、大学レポートに画像などを加えるメリットは何があるのでしょうか。
大きく2つあります。
レポートや卒業論文もそうですが、基本的には多くの分量を含みます。
そのため、パッと見ただけでは読みにくいことがあり、画像や図などを入れることで単純に読みやすくなります。
たとえ読者が教授であってもやはり読みやすいものの方がいいでしょう。
レポート内で実験や調査の結果や内容を書く場合に、画像や図を挿入することで視覚的に表現できます。
大学レポートに画像などを上手に入れることでより質の高いレポートに仕上がるのです。
では、画像や図はどのように挿入して何に気をつければいいのでしょうか。
画像や図、写真などを引用する場合は、必ずその元になる一次資料から引用するようにします。
誰かが引用したものから引用するのはその信憑性に疑問が出てきて、場合によっては違法になるケースもあるので、オリジナルのものを引用するようにしてください。
そして、引用した画像などはレポートの他の内容とはっきり区別する必要があり、ここを疎かにすると、どこが引用でどこが自分の文章なのかわからなくなります。
例えば、リンクをつけたり、背景色を他と変えたり、出典元を画像の側に明示したりです。
教授がレポートを読んで、引用とそうでない部分を明確に見分けられるように区別します。
出典元を記載するには、新聞なのか論文なのかなど出展元によって方法が異なります。
例えば、論文から引用する場合は基本的に、
・著者名
・書名
・出版社
・出版年
・該当ページ
インターネットの場合は、
・著者名
・ページのタイトル
・URL
・最終アクセスの日付
これらをしっかりと記載します。
画像や図を載せる場合でも、述べた通り、レポートのメインはあなたの書いた文章です。
これが逆転してしまうのはNGで、引用する部分がメインにならないように量を調整します。
ただ闇雲に画像や図を加えるのは適切とはいえず、そのレポートの内容的に必要であれば画像などを加えます。
例えば、画像や図がある方が読者の理解力を高め、効果的だからなどそれなりの理由と目的です。
文字数やページ数を稼ぐために挿入するのは適切ではありません。
そして、全ての画像や図を引用ルールに沿って挿入しないといけないかというと、そうではありません。
中には著作物として保護されておらず何もせずにレポートに使えるものもあります。
例えば、歴史的事実やデータ、著作者の死後50年以上経過したものなど、ある一定の条件を満たしているものは引用しなくてもOKです。
画像などを引用する際には、そのルールに沿って行う必要があると述べましたが、難しいのはどこからが引用でどこからが剽窃・盗用になるかということです。
大学レポートや卒業論文では引用はしてもいいですが、剽窃・盗用はいけません。
ちなみに、コピペとこの剽窃・盗用は異なり、剽窃・盗用の意味は他人の文章などをあたかも自分のものとして書くことです。
つまり、剽窃・盗用ではコピペをしてもそれをコピペと認めないこと、ともいえます。
さて、引用と剽窃・盗用の線引きですが、簡単にいうと、
・出典元が書いていないコピペは剽窃・盗用
・出典元が書いているコピペは引用
このようにいえます。
学生は誰でもスマートフォンを持っていますので、カメラで何かを撮影することは多いでしょう。
自分自身で撮ったものは大学レポートに使ってもいいのかですが、問題ありません。
引用の必要もないですし、基本的に著作権フリーになります。
またある程度の加工もできるので、そのレポートの都合に合わせての説明も加えられます。
しかし、注意したいこととしてその写真にもし他人が写っていたりする場合は肖像権の問題が出てきます。
その際は、その人から許可を得る必要があります。
インターネットなどで画像を集めると他の学生と被ることがありますが、自分で撮影したものであれば心配いりません。
自分で撮影するので場合によっては撮りに行ったりと面倒なことはありますが、その写真には価値があります。
もし授業で何か撮影をしたいと思った場合、基本的にはその担当の教授に聞いてみることです。
一般的に授業の著作権はその教授にありますので、トラブルを起こさないためにも事前に確認します。
何か外に漏れてはいけないデータなどが写る可能性もあります。
今日は、大学レポートでの画像や図の挿入に関する内容でした。
レポートの内容的に必要であれば挿入可能で、その際には著作権の侵害など違法行為にならないようにいくつかの注意点を守る必要があります。
学生は必要に応じて画像などを入れて質の高いレポートを目指しましょう。
当サイトでは、その他、大学レポートの書き方など有益な情報を発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしてください。
また、レポートの書き方がわからず困っている場合は、弊社「猫の手ゼミナール」でもサポートを行っていますのでぜひご検討ください。
※この記事は2024年9月に編集しました
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