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大学の授業

【中学や高校と大学は何が違う?】

 大学に入ると、これまでとはまるで違う形式の授業が始まります。そのことで戸惑う人がいるかもしれません。具体的にどこが変化するのか説明していきます。中学や高校というのはあからじめ決められた時間割を、クラス単位で学習するというスタイルでした。ここが大きく異なるです。全ての授業を自分で選べるということではないのですが、ある程度選択した授業を受けられるのです。大学のシステムは前後期に分かれています。4月から7月が前期、9月から1月が後期に当たります。1コマ90分の講義があり。いずれに対しても単位が発生します。この単位というのも、大学に入ってから知る概念です。1講義で1単位か2単位取得できます。履修できる単位には、学期ごとに制限が あります。多少の差異はありますが、1期で24単位、1年間で50単位前後というものがほとんどです。卒業するには、合計で130単位から140単位がいります。最初の2年間で単位を落とせば、卒業間際になってかなり負担がかかるという状況を招いてしまいます。単位の取得はコツコツと計画的に行うことを心がけましょう。 

 

【履修の登録方法とは?】

 先ほど「履修」という言葉が出ましたが、その登録方法について詳しく解説していきます。履修する科目の登録は、パソコンなどで登録する必要があります。もしミスなどで登録できていないと、例え全ての授業に出席したとしても、単位を取得できません。履修期間は大学によって違います。期間を過ぎると登録ができなくなります。一口に単位と言っても、様々な種類があります。得意なものだけを選択して単位を取っとしても、それだけでは卒業できません。ある程度取れる科目は決まっているのです。科目には「必修科目」と「選択必修科目」の2種類があります。必修は必ず取らなければいけない単位です。選択必修は数ある科目から、自分の意思で選択する科目です。学校が指定した 単位以上を、在学している間に取得しなければなりません。

 

【1年2年の過ごし方、3年4年の過ごし方】

 大学には必修科目、選択必修科目の他に、教養科目と専門科目があります。こちらも指定された単位以上を取得する必要があります。初めの2年間は、高校時代にきっちり勉強していれば対応しやすい教養科目が多いため、それほど手こずることはないかもしれません。3年からが勝負の分かれ目となります。ここで同級生との差が開くこともあるでしょう。3年生以上は多くが専門科目となるのです。3年4年のことを見越せば、最初の2年で可能なだけの履修登録をしておくといいでしょう。高校と違って大学で60点以上を取得しないと、単位認定はされません。もちろん追試や補講もあるのですが、こちらでも60点以下を取ったのなら、単位をもらうことができなくなります。その点を考慮して、早い段階から気を引き締めて取り組むことが重要です。

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