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奨学金は「一回受けると卒業までずっともらえる」と思っている人は多いですが、急にストップすることもあります。
今回は、奨学金をもらっている学生に向けた内容です。
私立大学を中心に大学の授業料は高いです。
日本は世界的に見ても学費が高く経済的に余裕のない家庭も少なくありません。でも子供を大学に行かせてあげたい、そんな時に大きな味方になるのが奨学金制度です。
現在、約130万人もの学生が日本学生支援機構の奨学金を利用しています。
一度受給されると卒業まで自動的に支給されると思っている学生は多いですが、そんな甘い話はありません。
大学成績や健康状態、経済状況などによってある日突然打ち切りになることもあります。
奨学金は親に任せっぱなしという学生が多いので知らない人もいるはずです。
日本学生支援機構の奨学金を利用している学生は翌年も受ける場合、毎年「適格認定」を受けなければいけません。
大学側が翌年度も支給するのに適当か判断し日本学生支援機構に報告します。日本学生支援機構は大学からの判断に沿って必要に応じ処置を施します。
適格認定を受けるためには毎年学生本人が「奨学金継続願」を提出しなければいけません。
大学から「貸与額通知書」など必要書類をもらった上で大学が定める期日にこの奨学金継続願を提出します。提出はインターネット上で行います。
大学側は奨学金継続願の内容をチェックし奨学金の支給を継続するか判断します。それを日本学生支援機構に報告し、先ほど述べた通り必要に応じて処置を決定します。
奨学金継続願を出さない場合は自動的に奨学金が廃止されるので注意が必要です。
適格認定の判断基準は4つです。
奨学金の貸与に返済義務があることを自覚し将来良識のある社会人になることを見込める人物か。
今後も修学できる健康状態を保っているか。
学生が標準的に修得するべき単位、科目を修得していること、また学習意欲があり卒業見込みがあるか。
今後も奨学金の貸与が必要であるか。
次に奨学金が廃止・停止になる詳しい原因を紹介します。
奨学金の打ち切りには「廃止」「停止」があります。その他、「警告」などもありますが一先ず支給されるのでここでは省きます。
まず、「廃止」は奨学金の資格を失うことで「停止」は一定期間、奨学金の貸付や給付が止まることです。
停止は一定期間なのでその間に停止の原因が改善されたら再開する可能性があります。最大で1年間、大学によっては半年もあります。
廃止になると奨学金を受け取ることはできません。
廃止・停止になる主なケースは、
・修得単位が非常に少ない
・奨学金継続願を未提出
・収入が一定額以上になった
・奨学金の申込書に虚偽の内容を記載
・何か大きな問題を起こした
「修得単位が非常に少ない」の単位についてですが、単位を1つや2つ落としただけでは廃止や停止になることは少なく大学2年間で2単位のみなど限りなくゼロに近い場合や卒業できない可能性が高い場合などに打ち切りになることが多いです。
もちろんだからと言って単位を落としていいわけではなく大学生はしっかり勉強して単位を習得しなければいけません。
単位を落とし過ぎると奨学金に影響するだけでなくその学問の理解度不足にもつながるので将来に役立たせるために真面目に勉強しましょう。
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