就職活動の準備

【企業について調べる】

　日本には夥しい数の企業があります。株式市場に上場している優良企業であって、一般的には知られていないところがたくさんあります。まずはどういった会社が存在するのかを調べて、頭に入れることからスタートさせます。ネットなどで検索すれば、結構な情報が手に入ります。その企業がやっていることなどを見て、興味を持てたらチェックしておきます。必ずそこへ入れるという保障はもちろんありませんが、知っているのと知らないのとでは、ずいぶん違います。1年生、2年生の段階から働いてみたい企業をいくつかピックアップしておけば、のちのち有利になることだってあるのです。

【テレビ番組での情報収集】

　ありがたいことに、テレビで様々な企業の特集をしてくれています。ある飲食業界に密着していた番組があり、そこでその企業のトップが発言したことが、後で大問題になったことがあったのです。意見は分かれましたが、その会社は世間的にブラック企業だという印象をずっと持たれています。そういった内幕が伝わるほど、密着するテレビ番組があるのです。その距離感で取材すると、色々なことが視聴者にも分かります。テレビ番組を見ながら、想像力を働かせるのです。「自分がそこへ就職したら、やりがいを持って働けるか？」や「何十年をやっていけそうか？」などを心に問いかけるのです。もし「それでもやりたい」と思えたら、就職活動をするときに、一度その会社を受けてみるべきです。実際に受けるかどうかは別にしても、企業が取材されている番組を見ると得られることは、予想以上にたくさんあるのです。

【ベンチャー企業でのアルバイト】

　大学時代にやっておくことで、他の学生と差をつけられるのがベンチャー企業でのアルバイトです。調べてみるとわかるのですが、ベンチャー企業は、アルバイトの募集をしていることが意外とあるのです。ベンチャー企業は、全体的に年齢が若いという特徴がありますので、大学生でもなじみやすいと言えます。そこで戦力として認められれば、社員として雇ってくれることだってありえるのです。どんなバイトを選ぶかは人それぞれですが、ベンチャー企業で働けば、近い距離で社会人と接することのできる貴重な機会を得ることができます。興味がある人は人材募集をしているところがないかチェックして、資料を取り寄せたり履歴書を送ったりしてみることです。きっと得がたい経験ができるはずです。