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大学生なら一度は聞いたことがあるであろう「SPI試験」。就活を行う学生の間でよく飛び交う単語です。
そんなSPI試験にはSPI2やSPI3など様々な種類がありますが、今日はSPI英語というものについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。
SPIはもともとリクルートキャリアが開発したもので仕事への適性力、人間力などを測る適性検査です。
SPIは社会人として最低限必要な基礎能力を測る「能力検査」と応募者の人間性を測る「性格検査」の2つで構成されています。
能力試験では国語的内容と数学的内容があり、企業によっては英語の問題を課すところもあります。
ただ、この英語問題は今回紹介するSPI英語とは異なります。
SPI英語は、外資金融や証券、航空運送など日常的な業務に英語を必要とする企業で実施されることが多く、能力検査と性格検査に加えて英語能力検査が追加されます。
全日空空輸や日本航空、三菱商事などが実際にこのSPI英語を採用しています。
現在のところ、外資金融や商社などあくまでも英語を使う機会の多い企業での実施が中心ですが、今後東京オリンピックの開催などどんどん進むグローバル化によって一般企業でもSPI英語を取り入れる可能性があります。
大学でも全ての学部で英語は必修になっていると思うので、日々怠らずに勉強したいです。
現在は英語はできたら有利という感覚ですが、いずれ ‘’できて当たり前’’ の時代になるかもしれません。
SPI英語は英語に特化した検査ですが、内容は全てが難関レベルではありません。
基本的に、中学、高校の学習範囲から大学受験レベルくらいまでの問題が出題されます。
問題形式は下記の7種類、
・同意語
・反意語
・空欄補充
・英英辞書
・誤文訂正
・和文英訳
・長文読解
制限時間は20分でWeb試験にて実施されることが多いです。大学受験で出題されるような問題形式が多いです。
4番目の「英英辞書」というのは、英語の説明文に最も近い単語を選択肢から選ぶ問題で、英文の理解度と語彙力が求められます。
そこでま難易度の高い単語や専門知識は出ませんが、広範囲の単語が出題されるので幅広く暗記しておきたいです。
SPI英語では語彙問題だけでなく長文読解など総合的な英語力が求められるので日頃の英語学習が大切になります。読解力は参考書や問題集などを活用して強化していきたいです。
インターネット上にも無料で利用できる模擬試験や問題例があるので、まずは自分のレベルを知るという意味でも挑戦してみてください。
いかがでしたか?今日は、SPI英語についてでした。
現在のところそこまで一般化はしていないものの、将来的に就活=SPI英語という形になるかもしれません。
ユニクロで有名な株式会社ファーストリテイリングなど社内英語公用化を実施している企業も増えており、日本でも英語の重要性は日々高まっています。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。次回も大学生に有益な情報をお届けするのでぜひ参考にしてください。
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